アル中について
ポージィ
思うこと・・・
叔父上は誉れ厨過ぎる。(SKIJN)
いやぁ、先日酷く深酒をしましてね・・・路上で眠り込んでしまい、警察に2度ほど起こされて、最終的にどっかのビルの中で眠り込んでしまいました。朝5時頃に知らないオッサンに
「もう朝だよ!」
と声を掛けられて起床し、タクシーに乗って帰ったという。
1軒目は友人家族とちょっといい店で日本酒を飲んだのですが、気が大きくなったのか、友人夫婦と自分で四合瓶を二本ほど開けたのが失敗だった。その後バッティングセンターでビールを1杯、友人家族とはそこで解散し、あとは帰るだけの所で悪い癖が出た。
2軒目に入った馴染みのバーでウイスキーを飲んで、3軒目に船越英一郎似のマスターがいるワインバーに流れ込み、ここで記憶が喪失。店を出たところは覚えているんだが、どうやらその後に路上で眠り込んでしまったらしい。
見た目がイカついという事もあってか、幸いにも何も盗られたりしなかったので安心しましたが、さすがに反省しましたね。帰りのタクシーで終始「ぎもぢわるい・・・」と言ってたから、運転手のおっちゃんは冷や冷やしたでしょうね。正直すまんかった。
その日は一日寝込んで、夕方にようやく酒が抜けてきたので、スーパー銭湯にいって最後の毒抜きを行った。肝機能の悪い自分は深酒の後に指先が痺れるという「アルコール性ニューロパチー」が起きるわけだが、健康診断でこの話を医師にしたら「勝手にメディカルタームを使うな。」と怒られた経験がありますね。
だったら「他に気になる事はありますか?」とか聞くんじゃねーよ。
どうせ検診のアルバイトかなんかなんだろうが、やる気がないなら黙ってろ!(監督)
* * *
自分の場合、酒は学生時代から飲んでいるが、頻度としては大体週1回~2週間に1回のペースでしか飲まない。今のところアルコール依存症ではないと思っているが、定期的な飲酒があるという点で云えば、それは間違いなく依存症にあたるのだという。一滴も飲まない人以外は、軽度とはいえ依存症の状態にあるという理屈である。まーそれ言うたら世の中の人は殆どが何かの依存症だけどね。
自分の場合、習慣的な飲酒は先程書いた通り、月に2~3回程度とかなり少ないが、1回に飲む酒量が多い傾向がある。飲み屋に行くと、大体ビール1杯から始まって、日本酒に流れて、2~3杯飲んで、満足すれば帰るけど、スイッチが入るとそこからさらにウイスキーを飲んでしまったりする。大体これが二日酔いになる悪いパターン。二日酔いになるとしばらく酒は見たくなくなるので、また2週間程度の断酒期間が発生するようになる。良い飲み方の時はビール1杯と日本酒2合程度で終わるんだけどね。
飲酒内容は住環境にも左右され、以前住んでいた環境では行きつけの居酒屋があって、ボトルを入れてあるので、最初にビール、その後は麦焼酎の水割りを薄めでちびちびと飲むというのが通例であった。自分は美食家を自称しているので、酒も料理に合わせて飲み分けたりする。良い刺身がある時は日本酒にするし、揚げ物はビールで、といった感じである。焼酎はまぁ・・・薄く作って水の代わりに飲む感じかな。
酒が好きか?と聞かれたら、好きだと答える。
好きではあるのだが、酒だけを飲むのはあまり好きではない。どういう事かというと、酒を飲むときは必ず何かしらの美味しい物を食べたいし、美味しい物に合わせた酒を飲みたいのである。だからこそ、料理をしない自宅では殆ど酒を飲まないし、それ故に、今のところ重度のアルコール依存症に至っていないのだと考える。
滅多にない事ですが、そんな自分もたまに嫌な事があった日に逃避的に酒を飲む事があります。実はこの飲み方、危険な飲み方の一つです。
何故なら、逃避的な飲酒は「かなり」依存形成しやすいからです。
精神医学的に見ても、人間は防衛本能として逃避という行動に出ますが、これが非常に快感を得やすい。テスト前のゲームが異様に楽しかったり、突如始める掃除が捗ったり、苦痛を前にした時に、人間は逃避的に始めた事には染まりやすいという傾向がある。
貧乏ゆすりもある意味で逃避であり、ルーティンの一つでもあります、一度癖にすると無意識にやり始めるようになるので、辞めるのにちょっとだけ苦労します。
しかし、何らかの仕事、特に肉体や精神を酷使するような作業中には、こうした逃避行動というのはどうしても必要になってくる。牧歌や農歌、漁師の歌ったソーラン節なんかがいい例で、作業と歌を掛け合わせる事でルーティン化し、安定した作業効率とストレスの発散を得ていたわけである。もちろん彼等は酒やタバコも愛用していたでしょうが、これらは身体依存・精神依存があるので、特にストレスの強い人ほど愛用していた筈です。
* * *
皆さんは一体どういう動機でお酒を飲みますか?
酒飲みには2種類のタイプがいると言われています。
一つは自分のように、酒を飲むとガンガン食べるようになるタイプ。
もう一つが酒を飲むと全然ご飯を食べなくなるタイプです。
前者は大体自分の様に富栄養化したクソデブが多いですが、後者は痩せている事が多いです。
食欲が亢進して人の料理まで厚かましく食べてしまうので、モテないのは間違いなく前者の方ですが、後者はアル中になりやすいというデメリットを抱えています。前者は酒以前に腹が一杯になって「もう飲めん・・・」になりますが、液体だけを摂取する後者はマジで延々と飲み続けます。前者と比べて後者はツマミも殆ど口にしないから、翌日胃もたれに苦しむ事も少ないと思われます。
酒だけを延々と飲む人は、食事・・・というか食べるという行為そのものに、興味が無いように見えます。食事が嫌いという事も無いのでしょうが、生きる為に仕方なく食べているという印象を受けます。もしも本当に食に興味がなかった場合、彼等は一体何のために酒を飲むのでしょう?
答えは簡単、酔う為です。
食に興味がないという事は、お酒の味にもさしたる興味がないという事です。まぁ、多少は味の好みもあるのでしょうが、飲みやすいというのは一つのポイントとなります。例えば、高いアルコール度数を感じさせない飲料とか・・・ストロ・・・あっ(察し)
酔いを目的とした飲み方になると、そのうち酒の味や種類は大して問題にならなくなります。アルコールが入っていれば巨大なペットボトルに入った焼酎でもいいわけですし、紙パックの日本酒でも充分という事になってきます。
昨年だったかな、漫画家の吾妻ひでお先生が無くなられましたが、失踪日記でのアル中時代飲酒量は凄まじいものがありましたね。二日酔いなのに寝起きから紙パックのアルコール買ってきて、公園のベンチに座ってチューチュー啜るとか、正気の沙汰とは思えません。
このようなガチのアル中が他にもいないものかと、ようつべで「アル中 ガチ」「アル中 リアル」といったワードで検索してみたんですが、アル中カラカラ氏など、一部のガチ勢以外の動画はほぼ「今からツマミを作ります!」とかやってるファッションアル中ばかりで、内心イラッとしてしまいましたね。本物のガチンコアル中はお酒さえあればツマミなんか要らないですし、そもそも俺はアル中じゃねぇ!と言い張るし、動画を撮って編集する集中力がある筈もないので、回復期ガチ勢に謝罪して、どうぞ。
* * *
アル中はアルコールに興味があるのであって、お酒そのものには興味がないとも言えます。例えば、ものすごく味の美味しいアルコール分0.1%のお酒が販売されても、きっと彼等は興味を示さないでしょう。酔えないからね。
こうしたアル中が生まれる背景には、食育の失敗という、家庭内的な教育の失敗が原因にあるのではないかと私は考えます。食事に対する興味が薄い子供がそのまま大人になってしまうと、食事だけでストレスの回避を得る事が出来なくなります。テレビでは痩身長躯の人間が持て囃され、過度に体型を気をしてしまう事も要因です。食事に対してネガティブなイメージを持つ事が、食事に対する興味を失わせる原因になっていると考えられます。
そもそも日本は、世界でもトップクラスに食事の美味しい国です。こうした恵まれた環境にありながら、食事に興味関心を持てないというのは非常に勿体ない事です。食事に興味が向けば、お酒の味わい方もまた変わって来るでしょう。逃避的な飲酒ではなく、積極的に料理や酒そのものの味を楽しむ飲酒をすれば、アル中にはならない筈です。
酒だけを飲む人は、痩せてこそいますが栄養の状態が非常に宜しくありません。栄養状態が悪いと、腸内の状態も悪くなってしまう為、セロトニン等の神経伝達物質も不足してうつ病を発症しやすく、ストレスにも弱い体質になりがちです。また、タンパク質の摂取量が不足すると筋肉量も少なくなるために、貧血や骨折なども起こしやすくなり、免疫力も低下して感染症にもかかりやすくなります。
何より、ストレスに弱くなるという事は、逃避的になりやすいという事でもあります。飲酒は最も手頃な逃避手段でありますから、食に興味のない人がアル中になりやすいというのは、決して的外れな考えではありません。
* * *
最近、タバコやアルコールの方がよっぽど悪い!大麻を解禁しろ!
とかいうアホが世の中に溢れていますが、そいつらの生活っぷりを一度暴いてもらいたいものです。そういった大麻信者ほど、ストレスからの逃避行動がそこかしこに見てとれる筈です。
ククク、哀れな奴等よ。
自分ほどの達人になると、大麻なんぞ使わなくても銭湯でキマれる。
激熱の湯に浸かって身体を真っ赤にした後の、キンキンに冷えた水風呂に浸かった時のあの脳虚血!目の前がチカチカしてくるあの快感、脳汁が出まくってマジたまんねぇな。風呂上りには牛乳飲んでも良いし、冷えたビールを飲んでも良い。
しかもこれ、地域差あるが大体500円程度で楽しめるんやで?最高やんけ。
逃避的なドラッグ、逃避的な飲酒・・・やめようね!!(啓蒙)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます