悪魔への号砲

DarkPython<bl>

捕球

第1話 落下点

 現在、システム内容を確認中。

すると異常を発見、何者かに操作された可能性が高い。

 すぐさま対応する。ごくりと生唾を飲む音が左右、耳元で鮮明に聞こえる程見守る精鋭達。一方の耳からは、吐息が漏れて集中力が途切れてしまう。


「すいません、片桐様近いですよ」


「わちぃ? 」


「すまない、つい興味深くて。」


 振り返るとそこには神道さんが興味津々にこっちを見ていた。


「どうした? 頬を真っ赤にして」


「(赤っ恥だ)」


 さっきまで弱火にしていた感情があふれ、一旦、カフェインを補給する。


 解除してもよろしいですか?


┕はい┑ └いいえ┐

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