第2話 滝に眠る祠(5)
5人は部屋を出て、洞窟に入った。どうやら無限に続く部屋を抜けだしたようだ。
「やっと抜けた!」
5人はほっとした。だがその先には鍵の掛かった扉があった。
「鍵か」
「この近くに鍵があるんだろう」
突然、入り口の扉が閉まった。そして、鍵のかかった扉の前に敵が現れ、襲い掛かってきた。1匹のリヴァイアサンと2匹のトカゲの戦士と2匹のトカゲの魔法使いだ。1匹のトカゲの戦士は鍵を持っていた。
「天の裁きを!」
バズは魔法で強烈な雷を落とした。5匹はこれだけではびくともしない。
「天の裁きを!」
サムは魔法で強烈な雷を落とした。やはりびくともしない。
「えいっ!」
レミーは空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で斬りつけた。トカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。
「炎の裁きを!」
表情が苦しくなったトカゲの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は大きなダメージを受けたが、しっかり耐えていた。
「氷の裁きを!」
もう1匹のトカゲの魔法使いは魔法電5人を氷漬けにした。5人は大きなダメージを受け、マルコスとレミーは氷漬けになった。
「ガオー!」
リヴァイアサンはサムに噛みついた。サムは大きなダメージを受け、毒に侵された。
「グルルル・・・」
サラは雷の息を吐いた。5匹は大きなダメージを受けた。レミーの攻撃も食らったトカゲの魔法使いは倒れた。
「死ね!」
トカゲの戦士は光り輝く槍でレミーを突いた。槍はレミーの体を貫き、レミーは倒れた。
「食らえ!」
もう1匹のトカゲの戦士は光り輝く槍でサムを突いた。槍はサムの体を貫き、サムは倒れた。
「天の裁きを!」
バズは魔法で強烈な雷を落とした。4匹はびくともしない。
「水の裁きを!」
トカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。3人は大きなダメージを受け、マルコスとサムは倒れた。
「不死鳥の力を、我に!」
サラは不死鳥となって、4人を復帰させた。
「覚悟しろ!」
トカゲの戦士は光り輝く槍でマルコスを突いた。槍はマルコスの体を貫き、マルコスは倒れた。
「食らえ!」
もう1匹のトカゲの戦士は光り輝く槍でサラを突いた。だが硬い皮膚のサラには全く効かず、槍は真っ二つに折れた。
「ガオー!」
リヴァイアサンはレミーに噛みついた。レミーは大きなダメージを受け、毒に侵された。
「天の裁きを!」
バズは魔法で強烈な雷を落とした。リヴァイアサンと2匹のトカゲの戦士は表情が苦しくなった。
「天の裁きを!」
サムは魔法で強烈な雷を落とした。リヴァイアサンと2匹のトカゲの戦士は倒れ、トカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。
「炎の裁きを!」
トカゲの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。4人は大きなダメージを受けたが、何とか耐えていた。
「命の奇跡を!」
サラは魔法でマルコスを復帰させた。
「とどめだ!」
レミーは空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で斬りつけた。トカゲの魔法使いは倒れた。
「この鍵だ!」
サラはトカゲの魔法使いの首にかかっていた鍵を取った。
「行こう!」
サラは鍵を開け、扉を開けた。4人はサラの後に続いて、扉の向こうに向かった。
扉の向こうは湖だ。湖の水は澄んでいた。湖の対岸には洞窟がある。だが、渡るための道はどこにもない。湖の中には肉食魚が待ち構えていた。
「きれいね。祠の中にこんな湖があるなんて」
「でもどうやって向こうに行くんだろう」
サムは深く考え込んだ。湖には大漁の肉食魚がいる。どうすればいいんだろう。
その時、今さっき入ってきた扉が閉まった。閉まる音に反応して、5人は驚いた。
「何だ?閉まったぞ!」
閉まる扉を見て、サムは再び前を向いた。すると、水の中から、怪物が現れた。その怪物は水でできた巨大なドラゴンで、村長の本当の姿にそっくりだ。
「何だありゃ・・・」
「来るぞ!」
巨大な水のドラゴンは5人を見つけると、ゆっくりと迫ってきた。
「天の裁きを!」
バズは魔法で強烈な雷を落とした。敵には効いていたが、びくともしない。
「天の裁きを!」
サムは魔法で強烈な雷を落とした。それでもびくともしない。
「それっ!」
レミーは空高く飛び上がり、何度も斬りつけた。だが全く効かない。
「食らえ!」
マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。巨大な水のドラゴンはびくともしない。
「ガオー!」
サラは雷の息を吐いた。大きなダメージを受けたが、巨大な水のドラゴンはびくともしない。
「グルルル・・・」
巨大な水のドラゴンは大津波となって5人に襲い掛かった。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「癒しの力を!」
バズは魔法で5人を回復させた。
「天の裁きを!」
サムは魔法で強烈な雷を落とした。
「えいっ!」
レミーは空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で斬りつけた。少しは効いたが、びくともしない。
「覚悟しろ!」
マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。巨大な水のドラゴンは少し表情が苦しくなったが、すぐに持ち直した。
「グルルル・・・」
サラは雷の息を吐いた。巨大な水のドラゴンは少し苦しい表情になったが、すぐに持ち直した。
「ガオー!」
巨大なドラゴンは巨大な水柱を落とした。5人は大きなダメージを受け、レミーは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
バズは魔法で5人を回復させた。だがレミーはそれだけではあまり回復しなかった。
「癒しの力を!」
サムも魔法で5人を回復させた。
「食らえ!」
マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。巨大な水のドラゴンはびくともしない。
「えいっ!」
レミーは雷を帯びた剣で斬りつけた。それでも巨大な水のドラゴンはびくともしない。
「グルルル・・・」
サラの体は輝き始めた。強い攻撃を仕掛けようとしている。だが、巨大な水のドラゴンは表情を変えない。
「ガオー!」
巨大な水のドラゴンは更に大きな大津波となって、5人に襲い掛かった。マルコスとサムとレミーは倒れた。
「癒しの力を!」
バズは魔法で2人を回復させた。
「ガオー!」
サラは光をまとって巨大な水のドラゴンに体当たりした。巨大な水のドラゴンは驚き、大きな地響きを立てて、倒れた。
「倒した!」
バズは驚いていた。更にはこんな能力があったのか。
「不死鳥の力を、我に!」
サラは不死鳥となって、マルコスとサムとレミーを復帰させた。
5人が巨大な水のドラゴンを倒すと、扉が開いた。
「開いた!」
サムは後ろを振り向くと、再び開いた扉が見えた。
その時、水の中から通路が出てきた。その通路は対岸の入口まで続いている。
「対岸まで行ける!」
「よかった。これで先に進める!」
5人は喜び、対岸の入り口に向かった。
と、その時、再び地響きがした。5人は驚き、辺りを見渡した。
「今度は何だ?」
「倒したはずなのに」
サラは戸惑っていた。敵が今さっき倒して、先に行けるようになったのに、どうして?
「サラ、あれ見て!」
マルコスが指さす方向には、巨大な水の龍がいた。水の龍は飛び跳ねながらこっちに近づいてきた。
「走れ! 通路を壊すかもしれないぞ!」
5人は全速力で対岸の入り口に向かった。その直後、巨大な水の龍は現れた足場を壊し始めた。
「やっぱり!」
「早く逃げよう!」
5人は更に足を速めた。その間にも巨大な水の龍は足場を次々と壊していく。
「早く! 早く!」
巨大な水の龍は更に迫ってくる。巨大な水の龍は舌を見せている。まるで獲物を狙っているかのようだ。
「渡り切ったわね」
何とかわたり切った5人は、入口に入ろうとした。だが、また扉がふさがれた。
「またやっつけないと先に進めないパターンか」
「じゃあ、やってやろうじゃん!」
マルコスとバズはやる気満々だ。巨大な水の龍はそれにこたえるかのように襲い掛かってきた。
「天の裁きを!」
バズは魔法で強烈な雷を落とした。巨大な水の龍はひるんだが、びくともしない。
「天の裁きを!」
サムは魔法で強烈な雷を落とした。それでもびくともしない。
「えいっ!」
レミーは空高く飛び上がり、何度も斬りつけた。だが、巨大な水の龍にはあまり効かない。
「食らえ!」
マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。巨大な水の龍はびくともしない。
「ガオー!」
サラは雷の息を吐いた。だがびくともしない。
「グルルル・・・」
巨大な水の龍は大波に変身し、襲い掛かってきた。5人は大きなダメージを受け、マルコスとレミーは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
バズは魔法で5人を回復させた。だがマルコスとレミーはまだ完全に回復していなかった。
「癒しの力を!」
サムは魔法で5人を回復させた。マルコスとレミーは完全に回復した。
「それっ!」
レミーは姿を消して、何度も斬りつけた。巨大な水の龍にはほとんど効かない。
「覚悟しろ!」
マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。それでも巨大な水の龍はびくともしない。
「ギャオー!」
サラは雷の息を吐いた。大きなダメージは与えたが、全く効いていないような表情だ。
「ガオー!」
巨大な水の龍は強烈な水鉄砲を浴びせた。レミーは一撃で倒れた。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でレミーを復帰させた。
「天の裁きを!」
サムは魔法で強烈な雷を落とした。効いてはいるが、巨大な水の龍はそれでもびくともしない。
「食らえ!」
マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。やはりびくともしない。
「えいっ!」
レミーは姿を消して、雷を帯びた剣で斬りつけた。巨大な水の龍は全くびくともしない。
「ガオー!」
サラは雷の息を吐いた。巨大な水の龍は全く効いていないような表情だ。
「グルルル・・・」
巨大な水の龍は大津波となって、5人に襲い掛かった。5人は大きなダメージを受けたが、何とか耐えていた。
「癒しの力を!」
バズは魔法で5人を回復させた。
「癒しの力を!」
サムは魔法で5人を回復させた。あまりにも協力で、1人だけでは回復が間に合わない。
「食らえ!」
マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。巨大な水の龍は体が少し崩れかけていたが、何とか耐えていた。
「それっ!」
レミーは姿を消して、何度も斬りつけた。巨大な水の龍は少し表情が苦しくなったが、耐えていた。
「グルルル・・・」
サラは雷の息を吐いた。巨大な水の龍は少し表情が苦しくなった。
「ガオー!」
巨大な水の龍は強烈な水鉄砲をサムに浴びせた。倒れはしなかったが、サムは表情が苦しくなった。
「天の裁きを!」
バズは魔法で強烈な雷を落とした。巨大な水の龍は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
バズは魔法で自分の体力を回復した。
「死ね!」
マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。巨大な水の龍は更に表情が苦しくなった。
「えいっ!」
レミーは姿を消して、雷を帯びた剣で斬りつけた。巨大な水の龍はますます表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
サラは雷の息を吐いた。巨大な水の龍は巨大な水しぶきを上げて倒れた。それと共に、閉ざされた扉が開いた。
「大変だったね」
「また強敵、また強敵で大変だね」
「みんな体力が高いから大変よ」
5人はここの敵の体力の高さに驚いていた。よく聞いているのに、なかなか表情が苦しくならない。もっと強力な魔法が出せればいいのに。サムとバズは願っていた。
「有効な魔法を使ってるんだけど、それでもだめなんだよ」
「ほんとほんと。もっと強い攻撃ができればいいんだけど」
バズはもっと強い攻撃ができれば敵を早く蹴散らすことができるのにと思っていた。連戦連戦でバズは汗をかいていた。
「次に行こう!」
サラは開いた入口に向かった。4人はそれに続いた。
洞窟を抜けると、開けた所に出た。目の前に美しい湖があり、滝の音が聞こえる。
サラは後ろを振り向いた。するとそこには、滝があった。滝も湖も水が清らかだ。
「こんなところに滝が!」
「きれい」
5人はその美しさに見とれていた。
「知ってる人いるのかな?」
「たぶんいないだろう。こんな険しい道の先にあるんだもん」
確かにそうだ。ガーデの滝のガイドブックにこんな滝があることは載っていない。あまりにも奥にあるからだろう。
「そうね」
サラがつぶやいたその時、敵が襲い掛かってきた。3匹のリヴァイアサンと2匹のトカゲの魔法使いだ。
「くそっ、油断してたら敵が襲い掛かってきた!」
「やるしかないわ!」
マルコスは拳を握り締めた。やる気満々だ。
「天の裁きを!」
サムは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は全然びくともしない。
バズはトカゲの魔法使いに噛みついた。トカゲの魔法使いはそれほど大きなダメージを受けなかった。だが、毒に侵された。
「水の裁きを!」
毒に侵されたトカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。5人は大きなダメージを受けたが、しっかりと耐えていた。
「炎の裁きを!」
もう1匹のトカゲの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は再び大きなダメージを受け、少し表情が苦しくなった。
「それっ!」
レミーは空高く飛び上がり、何度も斬りつけた。毒に侵されたトカゲの魔法使いは少し表情が苦しくなった。
「食らえ!」
マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。レミーの攻撃も食らったトカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。
リヴァイアサンはレミーに噛みついた。レミーは大きなダメージを受け、毒に侵された。
「ガオー!」
サラは雷の息を吐いた。レミーやマルコスの攻撃も食らったトカゲの魔法使いは倒れた。
「グルルル・・・」
リヴァイアサンはサラに噛みついた。だがあまり効かず、毒に侵されない。
「ガオー!」
別のリヴァイアサンはマルコスに噛みついた。マルコスは大きなダメージを受け、毒に侵された。
「癒しの力を!」
バズは魔法で5人を回復させた。
「癒しの力を!」
サムも魔法で5人を回復させた。
「炎の裁きを!」
トカゲの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は大きなダメージを受けた。だが十分回復していたので、耐えることができた。
「えいっ!」
レミーは空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で斬りつけた。食らったトカゲの魔法使いは少し表情が苦しくなった。
「食らえ!」
マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。トカゲの魔法使いはさらに苦しい表情になった。
「グルルル・・・」
サラは雷の息を吐いた。トカゲの魔法使いは倒れ、3匹のリヴァイアサンは少し表情が苦しくなった。
「ガオー!」
リヴァイアサンは大津波を起こした。5人は大きなダメージを受け、マルコスとレミーは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
もう1匹のリヴァイアサンはバズに噛みついた。バズは大きなダメージを受けたものの、毒に侵されない。
「ガオー!」
また1匹のリヴァイアサンはマルコスに噛みついた。マルコスは大きなダメージを受け、倒れた。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でマルコスを復帰させた。
「癒しの力を!」
サムは魔法で5人を回復させた。
「食らえ!」
レミーは空高く飛び上がり、何度も斬りつけた。リヴァイアサンは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「覚悟しろ!」
マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。レミーの攻撃も受けたリヴァイアサンは倒れた。
「癒しの力を!」
サラは魔法で5人を回復させた。
「ガオー!」
リヴァイアサンは大津波を起こした。5人は大きなダメージを受けたが、何とか耐えることができた。
「グルルル・・・」
別のリヴァイアサンも大津波を起こした。5人は大きなダメージを受け、サラ以外の4人は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
バズは魔法で5人を回復させた。
「癒しの力を!」
サムも魔法で5人を回復させた。
「食らえ!」
レミーは空高く飛び上がり、何度も斬りつけた。リヴァイアサンは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ!」
マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。別のリヴァイアサンも表情が苦しくなった。
「ガオー!」
サラは雷の息を吐いた。2匹のリヴァイアサンは倒れた。
「美しさに油断してちゃだめよ」
サラは4人に警告した。この先は細い崖だ。その下の湖には肉食魚が泳いでいる。5人は慎重に歩いていた。辺りには滝の音しか聞こえない。とても静かだ。
「慎重に行こう」
5人は崖に沿って慎重に歩いていた。バズが下を見ると、肉食魚が口を開けて獲物を待っている。バズは身が震えた。この下に落ちたら命がない。慎重に行かねば。
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