強くなくていい
しばしば友達は、意志が弱いと悩んでいます。
どうしてそんなに強くあれるのかと私に聞いてきます。
そんな時、私はいつも、強くあらねば生きられなかったからだと苦笑いを浮かべていました。
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だけど、本当は、その友達に
強くなろうと無理する必要はないよって伝えたかった。
逆境に立たされたとき、人は強くなるというけれど、
崖っぷちに立たされるほど辛いことは無いなら無いほうがいい、
それでしか己を強くできないのなら
心の強さなんていらない。
なろうと思って、強くなったわけでなく、
傷ついた心を隠し、己の弱さに押しつぶされないように私は強いんだと、ただ気を張っているうちに、痛みに鈍くなっただけ。
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自分は芯がないとか、やりたいことがないとか、悩んでいるあなたへ。
どうか思い詰めないで。
意志の強さはステータスなんかじゃない。
日々の暮らしの中で、気づいたら身についていたくらいでちょうどいい。
もしも、それでも意志の強さが欲しければ
大好きを極めればいい。
時間を忘れて熱中するものだったり、
友達に共有したくてうずうずするもの。
心に一本、ぶっとい芯を立てたなら、
それを打ち倒そうとするものにはきっと抗いたくなる。
それが意志の強さって人は言うのかも。
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