誠実でありたいけれど

誠実でありたいといつも思っている。


アニメの主人公みたいに、 

理不尽な相手にも真正面から

ぶつかっていける立派な人になりたいと。


だけど、現実は難しい。


他人は自分を映す鏡だからと、

真っ向から気持ちを伝え、言葉を尽くし

誠実であろうとする。


だけど、振り返ればいつも誰かを裏切ってきたと思う。


自分なりに、誠実に付き合ってきたつもりだったが、相手の中で私の像は歪められ、

私の言葉はねじ曲がり落ちていく。


真正面からぶつかっていたと思っていたが、相手からまっすぐなボールが返ってくるわけではないと知った。


そんな時、諦めてもいいのだと学んだ。


そもそもいろんな人がいるから、それは当たり前のことだと。


付き合うほどに、折り合いがつかなくなることもある。


それは仕方がないことだと。


これまでいろんな経験をしてきたと思っていたけれど、まだまだ子供だと思い知る。


例え、周りから否定されようとも

自分で決めた道ならば、

清々しいって、ほら今日も一つ人生を知る。


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