Positive Thinking

どうしようもなく落ち込んでしまったら

どうしようもなく、落ち込んでしまったとき

どうすれば良いのだろう。

自分の行いが裏目に出たとき、

厳しい指導をもらったとき、

締め切りが迫っているのにやる気が出ないで焦ったとき、

たくさん落ち込む原因はある。

だけど、立ち直り方がわからない。

がむしゃらに小説を読みあさっても、

意味もなく動画をながし見しても、

沈んだ気持ちはなかなか浮上しない。

別に生活に支障はないけれど、

鬱屈とした空気が身体に溜まり、何だかすっきりしない。

そんな時はどうすれば良いのだろうか。

自分は、今一番欲しい言葉は何だろうと考えてみる。

なんくるないさーって言われている自分を真剣に想像して、くすっとなったり。

まだまだ気分は晴れない？

それなら、運動が良いかもしれない。

ちょっと私の体験談だけれどね、

この前、伏見稲荷大社の千本鳥居を制覇してやると意気込んでみた。

重くなる足を両手で持ち上げ、ただひたすらに山頂を目指す。

鳥居で狭まる視界の中で、

美しい頂の景色を思い描いて自分を鼓舞し続けた。

ようやく開けた視界に、京都の町並みが……広がってはいなかった。

うーむ。

待ち侘びた絶景は無かったけれど、

想像と違ってこそ、登った甲斐があったというもの。

下山する時には、身体中の空気が森のマイナスイオンと入れ替わり、清々しいことこの上なく。

スキップで階段を駆け降りていた。

兎にも角にも、

どうしようもなく気落ちした時は、

大きく深呼吸をして、自分だけの素敵な言葉を呟く。

それで気分が晴れるかもしれないし、変わらないかもしれない。

それでも心の換気は、大切かもよ。