第5話女性蔑視

 最近、某氏の発言で女性蔑視が問題になっている。そのことに関しては日本人には根が深いものだと思う。日本の指導者を歴史の中で見ていくと、女性の指導者というのが、なかなか思い浮かばない。辛うじて卑弥呼ぐらいが出てくる程度である。まあ、それは自分が日本史に弱いだけかもしれない。

 ただ、女性のあり方はマンガでも見てとれる。異世界もののマンガでは、たいてい主人公の男性がハーレム状態になり、リーダー的な存在として女性を指導、指示していく。女性の方は主人公の男性に尽くすことに喜びを見い出す。

 女性が主人公の場合でも、女性は身分や位の高い男性にお近づきになり、尽くすのが多く見られる。

 その手の作品が普通に受け入れられているというのは、日本人の中ではそれが日本での男性と女性のあり方として、理想的と思われているからじゃないでしょうか。

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