テレワークという害悪

絶賛テレワーク中なのですがどうもしっくりきません。

私だけでしょうか。どうにもインスピレーションが浮かんでこないので別の場所に移して作業を進めることがあります。それでも緊急事態宣言なんていうものがあるから、仕方なく家で活動していますが取材の一本もいけないでいる上に“書く”という行動に移すまでが非常に私は時間がかかるので、やはりテレワークは向いてないのかと思っています。テレワークっていうのは諸悪の根源であって、何かを進めることを極度に拒んでくるイメージでいます。

最近でこそ動画配信をしている事が多くなってきているので家での過ごし方を見直してないかと言えばうそになります。動画っていうのは文章を紡ぐよりもはるかに簡単に時間を過ごすことができるので配信は配信で楽しかったりする。職場ともインターネットで接続して、仮想現実のようにオフィスを再現してくれないだろうか。マッピングしてくれるサービスがあるのであればそれを利用したいとさえ思っている。とはいえ私は月に一度は大きな移動をはさむのでそこで取材を兼ねて移動するのが精いっぱい。たまに新幹線で移動するとスメリアを想いながら彼女はどのようにして移動していったのかという物思いに耽ることができるのでこういう移動手段も案外悪くないのではないかと思っている。最短ではないけれど、移動することに意味があると自身では思っている。メールよりも大切な言葉は手紙にするようにしているし、飛行機でなんでも済ませてしまうというのは少しロマンにかけるモノがある。ロマンなんてものを大切にしてどんな仕事に就くんだ。という否定があるのだとしたらそれは正しいと思う。私にとっては紡ぐのが仕事なので速くても新幹線、そうでなければ基本的に車で移動してキャンプを張りながら物書きに耽ることもある。ネットワーク難民になるので数日文を書き溜めておいて何日かにわけて配信することも増えた。書を捨て街へ出ようではないがPCを捨て街に出てみるのはいかがだろうか。

COVID-19で当たり前のように享受していたものを嘘みたいに失っていることに気づくのではないだろうか。もう一度生活を見直して、ここでしなければいけない作業は何なのかを再考する時がやってきたのではないかと思う。

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