攻める営業のやり方
基本は変わらないんだけれど、玄関ドアが開いた瞬間に足を入れる。それからまず挨拶をする。そうでないとどこぞの何者だかわからないし、わかったところで閉めることもできないので結構有用な方法だと思う。しかしながら私はこれで営業を取れたわけではない。そんな簡単に家を買いますか?って聞かれて家を買う方が少ないと思う。布団くらいだったら売れたのかもしれない。だけれどもこの策のおかげで30分位はどこの家でも会話が成り立つし、話すことはスキルだからスキルを磨くためにも話す必要があるので30分位は話をしないと相手の情報を聞き出せないのでその30分は非常に貴重な経験値であることは間違いない。その結果と言えるのかわからないけれど新入社員で入って数か月で三棟受注できた。この三棟っていうのは重要で基本年間12棟受注するのがノルマなので1/4はノルマを回収できたわけである。(新入社員のノルマは6棟)多分話しただろうけど受注までしてそのあとのお金のうんぬんかんぬんは先輩社員に任せてしまったので知ることはできないけれど営業所を訪ねてきた人を逃したことはほとんどないのでこの手法、一概に悪いとは言えないのではないだろうか。もちろん知識不足で逃した案件はあるけれど半年もいかないで3棟受注はそこそこの成績である。個人営業をする際にはぜひとも参考にしてもらいたい。保険ぐらいなら相当数取れるのではないだろうか。話が面倒だから一か月だけ入るって言ってもらえれば勝ったも同然である。結局は受注数だから破談になろうと関係ない。建築になると設計段階に入って破談すると図面をそっくりそのまま持っていかれるので大変なことになるのだけれど辞めた私にとってはどうでもいい。ビジネスで営業するときには基本的に礼儀作法だと思っているので個人営業での普通を普通にしてしまうとうまくいかない。まずはアポ取りからなのだけれどこれはかなり根気よくやる必要がある。そのあとは名刺は極力印象に残りやすいモノを作ってまずは引く。この引きが後々に響いていく。一か月くらい引いてからもう一回アポを取ると簡単に取れるし、次会った時はなぜかすごいフレンドリーに接してくれるので提案がスムーズに進むし、相手の会社の事情も話してくれるから提案が簡単になる。それ以外にも方法はあるけれど私の営業方法は基本的にこうである。それに当てはまらない人は当てはまらない人で放っておく。そういう人はどういう営業をしようと取れないものは取れない。個人営業は非常に面倒だけれど、ぜひ住宅営業をやっている人には頑張ってほしい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます