2月10日(水) お腹スッキリ

 この日は先日から入院して、朝から便秘対策の浣腸をしてもらってます。


 ちょっと汚い話になっちゃいますが、人間と違って動物に浣腸をすると、個体によって効きが違うため、いつ排便が始まるかわかりません。

 とはいえ、付きっきり面倒を見るほど病院が暇なら良いんですが、基本的に患者が来ればそちらの対応が優先になります。浣腸をするほどの便秘というの大腸内にも結構な便がある可能性が高い子が多いと思います。それが時間を掛けて排便されるため、どうしてもお尻周りとかが汚れてしまいます。まぁ一時的にきれいにしても、また排便があるとすぐに汚れてしまうので、ある程度排便が収まったところでキレイにしてくれるようです。

 MIXの血糖値を2週間ずっと計測してくれていたセンサーは先日寿命が来ていたので剥がされているのですが、すぐに新しいセンサーを付けても、浣腸による排便でセンサーが汚れる可能性が高いので、センサー貼り付けは今日行われているはずです。


 迎えに行くと、お腹が楽になったのかすっかり元気に歩き回るMIXが待っていました。それまでダルそうに横になっていたのが、キャリーに入れても中で歩き回り、鳴いてアピールしてきます。

 ただ、血液検査の結果から唯一炎症反応が下がらないので、この日からステロイド投与が始まりました。

 当面(4日)朝だけの処方になりますが、食欲不振を便秘と膵炎の2つに絞り、同時に対処していくという方法です。

 便秘の方は、まだリキッドの給餌なのでそのままだと、また便秘になるのは必死ですが、便秘対応のリキッドは無いので別の方法で便を固くしないようにしていきます。それには腸で吸収されない糖(おそらくオリゴ糖)を、朝晩1回1.5mlづつ経鼻カテーテルから入れることになりました。

 この糖も個体によって適量が違うので、この量で固ければ増やし、軟か過ぎたら減らすという方法で調整していきます。


 病院からの帰り道、ネコおばさんの家によることになりました。まぁ寄ると言っても駐車場に停めた車に来てもらうんですが、ウチのMIXの心配をしていたので、ちょっとだけ顔を見せることにしました。

 帰宅できるテンションからかMIXは元気で愛想を振りまいて、ネコおばさんもホッとしたようですが、本当に体調が良いのかどうなのか、わからない状態です(汗)。

 本当はウチの子じゃなく、このネコおばさんの子になってたかもしれない縁でが、ネコおばさんも現在癌の闘病中で、抗がん剤治療の真っ最中なので副作用で本当はかなり体調が良くない時期。それでも同じく闘病しているMIXと自分が重なるのか、MIXも頑張ってるんだから私も頑張ると、ウチのMIXは病気でも人に元気や勇気を与えれるんだなと、ちょっと感動してました(汗)。


 20分ほどネコおばさんと面会し、1日ぶりに帰宅したMIXは上機嫌であることに違いは無く、いつもの夫婦のベッドの上がりゴロゴロ言いながら一緒に寝ました。


 ふと、夜中にトイレに起きると、ちょうど僕のお腹の上のあたりの布団に兄ロシも寝ていて、夫婦2人暮らしには広すぎる4LDkなので、人間2人ネコ2匹が寝室の人間用ベッドの2m四方に固まって寝てるのがおかしくて、思わずスマホで写真を撮ってしまいました。

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