1月29日(金) 一進一退

 自宅待機の日、僕ら夫婦は妻の職場の人のPCR検査の結果を待っていました。


 もし陽性だったらこの日も当然ですが面会に行けませんが、もし陰性だったら、日中でもダッシュで病院に行く予定です。

 そんな僕らの逸る気持ちとは裏腹に、中々検査結果が来ません。午後2時半ころ、ようやく妻の職場から連絡、嬉しいことに結果は陰性でした。

 とはいえ、動物病院の午後の診療は16時から、時間まで会いに行くことは出来ません。

 やっと時間になり、16時ちょうどに病院で受付、いつものように入院ゲージの部屋に通されます。妻はいつものように、手にシーバのとり~りメルティを持って面会。


 しかし、そこには昨日の姿とは別の愛猫の姿が・・・


 かろうじて目は開いているものの、前日のように立ち上がって寄ってくることも無く、ダルそうにぐったりしてる感じ。程なく先生が来て説明してくれます。


 まずは熱が高いこと。もともと猫の体温は高い方でだいたい38℃台ですが、41℃もあるようです。検査数値的には目立つものがありませんが若干の炎症反応があり、レントゲンで見ると少々気になる点がありました。それは左肺の前方が言われてみれば少しだけ白い感じがするという事。それと少しだけですが鼻水も出ているとのこと。

 このことから考えられるものは2つ、1つは免疫力が下がったことで元々持っていたウイルス性の猫風邪が発症した、もう1つは誤嚥性肺炎の疑いとのことです。

 結佐結果からは決定打に欠けることから、まずはウイルス性の風邪を想定した投薬が行われていました。それはインターフェロンの投与です。

 もしウイルス性の風邪ならこれで症状が治まる可能性があります。誤嚥性肺炎は・・・たまたま少しだけど餌を自力で食べたときに入っただけかも知れません。

 猫の誤嚥性肺炎といっても、ウチの母が病院で起こしていたような、食べ物がガッツリ肺に入ったようなものは見られず、ほんの少し入りそうになって炎症を起こしている可能性があるのとのこと。


 当然ですが大好物のシーバを見せても、まったく反応なし・・・再びぐったり横たわる姿を見て、心配な気持ちが大きくなっていきます。

 

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