10月 5日(月) 近くに忍び寄る
前の痔の話の時に、ちょっとだけ触れた”別件”の話です。内容がちょっとセンシティブなものなので、読む人それぞれが色んな意見をお持ちだとは思いますが、専門機関などの推奨指示があるもの以外は、あくまでも僕の個人的な意見なので、その点についてはご了承ください。
未だ収束しない新型コロナですが、ここ札幌でも毎日数人から数十人くらいの罹患者(陽性者)が出続けています。
仮に札幌市の人口を切りよく200万人とした場合、20人の感染者で罹患率は0.00001パーセントとなります。あくまでも数字上ね。
数字的にはかなり低く見えますがゼロでは無いわけで、変に気は抜けないし気を使いすぎても疲れちゃう。まぁ暫くこんな状態が続くのでしょうね。
で、お尻の具合を見て先週水曜日に職場に出たのですが、この日の晩に痛みが悪化し翌日手術(暫定対処)となったわけですが、出社したこの1日で問題が発生していました。
それは、私が休んでいた同じ月火を、遅い夏季休暇とし4連休を取って実家に帰っていた職場のお向かいさん、午後になり家族から電話が来て、弟が発熱をしてPCR検査を受けることになりました。
そうなると、このお向かいさんは弟の濃厚接触者なのか判定が行われるわけですが、これは陽性者からヒアリング(保健所)をしたうえで決定されるので、ますは弟のPCR検査の結果待ち。
その日お向かいさんは、弟がPCR検査対象となった時点で帰宅、同じ島にいる僕らも同様に翌日から自宅勤務を命じられました。
まぁこのお向かいさんが弟の濃厚接触者でなければ問題無し、仮に濃厚接触者だったとしてもPCR検査結果が陰性であっても問題無しなのですが、それじゃ同じ島に座っている僕らはどういう扱いになるのか?
夜に職場の上司から電話があり、お向かいさんが濃厚接触者認定されたと連絡がありました。だとすると、僕(ら)の扱いが変わるのか?この状況で肛門科に行っても良いのか?正直かなり悩みました。
席の隣や向かいの人が濃厚接触者と判断されても、PCR検査結果が陽性でない限り、ぶっちゃけまだ無関係者となるようです。職場は独自の判断で自宅勤務としていましたが、PCR検査待ちの人の濃厚者接触者判定は保健所で行われないので、制限がありません。濃厚接触者判定が行われるのは、あくまでもPCR検査結果が陽性だった場合のみです。良いか悪いかはそれぞれ意見があるとして。
で、僕の取った行動は普通通り肛門科に診てもらうでした。
ちなみにPCR検査の結果は土曜日に知らされることになり、結果陰性で良かったのですが、やっぱり新型コロナは身近にあると感じたののと同時に、どこまでが行動自粛をするのか考える良い機会になりました。
現状陰性判断がされた人も、保健所からの指示で自宅での経過観察(2週間)を指示されていて、もしかしたら初回PCR検査では陰性でも潜伏期間での検査だった可能性もゼロでは無く、経過観察中に発症→陰性になる可能性もあります。
仮に経過観察中に陽性になった場合、自分は濃厚接触者と判断されるのか?1m以上離れていて、マスクを着用していたから濃厚接触者ではないと言い切れるのか?
何れにせよ、判断をするのは保健所の人です。
今回このような状況の中、医療機関に受診する判断をしたのは、濃厚接触者の疑いまたはPCR検査待ちの状態の人に近くに居ただけでは、濃厚接触者の可能性を判断することが出来ないという、いまの判断の方法から決めました。
この考え方に異論を問う人も居るとは思いますが、一度自分ならどうするかを考えてみてください。
この病気が流行して早半年近く、ニュースや新聞などで推移や対応などを見てきたつもりでしたが、いざ自分がこのような事態になったとき、どのような判断を自分でしなければならないのか、準備が出来てると慌てなくて済むと思います。
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