箱庭を抱く少女のような（詩）

カチカチ

あなたって、恥ずかしがり屋なの？

いつも何か考えてて

楽しそうに、皆んなと溶け合ってるのに

そう、見えるけど

それを魅せてる。

だから、あなたの中身を

誰も想像出来ない。

タイミングも、読めないけど

たまに、孤独と涙の匂いがする。

一瞬だけ、ほんのちょっとだけ

あなたが優しく話すから。

私は、すごくホッとして手を伸ばすけど

また、難しい顔に戻ってるんだ。

冷たくないよ、厳しくないよ

どんな言いかた なんて関係ないよ。

あなたが全部を閉ざしてしまう時は

私、自分のことしながら

あなたが出てくるのを、気長に待つよ。

何も、欲しくない

何も、要らない

必要なモノは自分で揃えるから

ただ、この気持ちでいさせて。

それがお願い。

けど 大事な気持ちだから

奥にしまっとくよ。

また、くだらない話しでもして

お腹痛いくらい、笑って

ありがとうって言えたらいいな。