第61話 L.E.DミラージュV3

 星団に公開された半透明の装甲を持つL.E.Dミラージュ。

 天照家創興4400年壮宋祭にて正式公表されたバージョン3のL.E.Dミラージュである。

 半透明の装甲は自から発光しジョーカー世界最強の硬度をもつ。

 両肩に遠隔浮遊するシャッフルバインダーを持ち、コーラス・ハグーダ戦に参戦した先行量産型とは大分形状が異なる。

『史上最強、星団最悪の白い悪魔』と呼ばれるMHである。

 公開から、およそ150年後に、15騎でアドラー星を焼き尽くすことになるわけだが…物語の象徴的なMHであるが、実は投入されたのは7回。

 姿を見たものは極端に少ない、大抵、死んでいるから…。


『天照帝』は、そんな兵器を『ラキシス』の機嫌をとるために『魔導大戦』に投入しようとしたわけだ…数分でケリをつける見立てだったようです。


 それくらい桁違いのMHなのである、このMHと互角に戦えた『5代目黒騎士 グラード・シドミアン』と『エスト』は、どれほど強かったのかという話である。


 ちなみに敗戦したものの、先行量産型と戦って生還した騎士『ブルーノ・カンツィアン』とファティマ『パラーシャ』は『フィルモア帝国』で『アルカナ・サイレン』を与えられることになった、対戦しただけで英雄になれるMH、それが『L.E.Dミラージュ』なのだ。(言い切る‼)

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