第14話 サイレンF型

 軍事大国『フィルモア』の主力にして旗騎。

 多くのバリエーションを持ち運用される、その運用方法も含めて星団3大MHに数えられる傑作機。

 このF型は最強のサイレンと謳われる、軽装の状態である。

 驚くのはそんな設定ではない。

 その最初の登場シーンである。

 初登場で胡坐姿で登場するロボットなんて他にいるだろうか?


 つまり、フレーム構造とは、こういうことですよと視覚的に説明しているのだ。

 そして、装甲は邪魔にならないように付いているということですよ。

 驚きませんか?

 残念ながら、『ジュノーン』があまりに正義の味方すぎて、この2巻では完全に悪役のMHである。

 しかし、サイレンといえば、このF型を最初に思い浮かべるのは、やはり登場の静かなるインパクトではないでしょうか?

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