人は、運命に逆らえない。出来ることは、起こった後に、どう生きるかだと思う。無念のうちに世を去って行った、兄を想う弟の物語。最後に、救われる話で、良かった。
58歳の中年オヤジです。 現在、作品を見直ししています。 いずれ2作品ほど掲載できればと考えています。
弟が亡き兄に宛てた書簡体小説。 主人公の兄がたった十歳で一人新幹線に乗ったのは、主人公が生まれてくる日と重なったからだ。その新幹線が、事故を起こして、兄は主人公に会うことなくこの世を去った。主人…続きを読む
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