ep2 水分補給

夜「あ゛ー、喉乾いた!」

昼「同感!」

夕「自販機そこにあるよ」

朝「今休憩のチャイム鳴ったとこだしね」

夜「金あったか……」

朝「教室? 貸そうか?」

昼「お先っ! っぷはー! 美味い!」

夕「体育後の水分補給は大事だね」

夜「くそ、教室かよ…………」

朝「はい。 あとで返してね」

夕「わー、朝野君太っ腹」

夜「……朝野、さんきゅ」

朝「どういたしまして」

昼「あ、そういやさ! A組の田中さんって夜森のこと好きらしいよ!」


夜「(何すっかな。炭酸っつーよりは100%系。あ、コーンポタージュ。いや、これはまだいらな、)は!?」


ピッ。ゴトン。


夕「夜森何買ったのさー? へえ、意外」

昼「夕色俺も見たい!ってうわ! こんなドロドロ今飲む!?」

夜「おい、お前らさっき何の話……」

夕「夜森ー、飲み物出てるよ」

昼「はい!どーぞ!」

夜「げ……!」

朝「へー!夜森って寒がりなんだね。確かに今日は少し風が冷たいし……美味しそう、俺もこれにしようかな」

夕「(にやにや)」

昼「(にやにや)」

夜「……朝野、よかったらこれ、やる」

朝「? 夜森、お金なら別にいつでもいいよ?」

夜「や、よく考えてたら教室そこだし。別にいいわ。悪いな」

朝「そう? じゃあこれもらうね。ありがとう」

夕「よかったねえ、朝野。まあ元は朝野のお金だけど」

朝「うーん、なんか夜森に気遣わせたみたいになっちゃったな」

昼「夜森ー! 俺もやっぱコンポタ飲みたーい!」


夜「ああもう! お前らちょっと黙ってろ!(結局何の話してたんだよ!とか聞ける雰囲気じゃない)」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

一日高校ぐだぐだライフ 七夕ねむり @yuki_kotatu1

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ