めんどくさがり屋のVRMMO物語

海夏世もみじ

プロローグ? ……だる。

 ここはゲーム内の世界。

 そんな世界で、外を出歩けば注目の的になる人物がいた……。というか、俺がそれなんだよ。


「おお、あれが今有名な人か!」

「流石トッププレイヤー……オーラが違うな……!」

「キャーーーッ! こっち向いてー!」

「俺と勝負してくれぇぇ!!」


 どうしてこうなった……?

俺はダラダラするためにこのゲームを始め、あまり目立ちたくないと思っていたというのにこのざまだ。


 嫌ならやめればいいが、このゲームの中だと普通の時間より遅くなるから何時間でも寝れるんだよ……。だから辞めれない。辞めたくない。

 最初の頃から俺に突っかかってくる面倒な奴もいたしだるかった……いや今もいるからだるい。

 しかも、姉ちゃんや友達、クラスメイトまでも俺にちょっかいを出してきて睡眠妨害をされる始末……。


「はぁ……。とりあえず、寝るか……」


 色々考えたところで、無駄なんだ。だって結論、からな。

 クッションに身を預け、瞼を閉じる。するとすぐにまどろみ、意識が途切れた。


「すー……すー……」


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

VRMMOですね。

前々から書きたいと思ってたんで。


この主人公は作者を更にだらけさせた形態です。

進化したら自分もこうなるよ。


面白そうだったら続きみてね。

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