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メイア「よくここまでこれたね! おめでとう!」


 光があふれ出す、暗い迷宮から出たそこは

ほの明るい綿毛の飛び交う緑の自然、薄青くかかった霧に

虹の淡い色合いが漂ってところどころに咲く花が揺れる。

良く見つめると光の淡い浮き球の中に羽のついた小人?


メイア「妖精郷へようこそ!」


 きみは永らくの闇に囚われた心の中にほのあたたかい希望を抱いた、それは少しずつ形を成していって、一歩一歩の道となりやがて漆黒の壁を穿つに足る、胸の鼓動に呼応して一本一本紡がれていった物語の道筋だ。


メイア「迷宮を作ったのはドワーフたちさ、昔、輝く宝石を見つける為にね」


 きみは輝く宝石たるだろうか? 妖精たちにとってきみは輝く宝石?


メイア「宝石の子よ、きみは海を渡って世界を知りにいくのだろう」


 宝石が歩む足跡はその価値は果て無き旅の中で輝きを変えて異なる世界を映して、妖精郷の夢を多くの人に魅せる。


メイア「でも大丈夫、きみのその心臓は確かに求めるものに合わせて高鳴るから」


 きみの心臓を宝石にしていつかの夢に旅立つ、さあはるかに開けた物語の世界に旅立つ時だ、目まぐるしく変わる世界の答えは分からずとも、胸の高鳴りに合わせて進もう、世界は輝きに満ちている。

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メイズメイズメイズ~地図の中の君~ ウゴカッタン @kak16kyou

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