クライマックスフェイズ

GM : シーン区切ってクライマックス行きます

GM : PCは全員登場


GM : N市郊外の丘の上

周囲には星の光を妨害する人工物はなく、空は瞬くように美しい。そんな星空の下、待っていたのはデュアルカラミティ-高原悠と、付き従うように傍らに控えるプロフェッサー緒方レミだった。


高原悠 : 「よう、最高にハッピーな夜だな」


GM : サラマンダーのエフェクトか、炎のようなオーラをまとっています

GM : 君たちが丘に到着するとともに周囲には銀色に輝く雨が降り出します

国府田葵 : こいつ、雨降らしたいのか燃やしたいのかどっちなの!

GM : 高原悠がサラマンダーだから仕方ないんです。


高原悠 : 「ははは!悠ちゃんもいい場所を知ってるじゃねーか。ここなら町もよく見えるぜ」

高原悠 : 「お前らにサーバーを破壊されたせいで計画は狂っちまった。だが、お前たちを始末して予備のサーバーを用意すればここの住民は全員俺のものってわけだ」

国府田葵 : 「こいつはここで止めないとまずい」

樋上狗夜 : 「その計画は実行に移せないよ。君はここで倒されるんだから」(首のチョーカーのスイッチを入れる)

樋上狗夜 : 「システムオールグリーン。速やかに対象を排除します」


神津 零 : そういや緒方レミはここにいるの?

GM : デュアルカラミティの後ろに控えてる感じでいますね。

神津 零 : プロレスラーの本領発揮だな!

国府田葵 : 服は脱がないのかプロレスラー緒方レミ!

GM : どこまでそのネタ引きずるんだよ!

国府田葵 : 仕方ないやん。私は緒方レミに出会ってないし、なんなら今回の話のバックストーリーに全く関わりないわけだし

GM : そういえば緒方レミに出会ってなかったか

国府田葵 : そういうこと。だから私にとっては知らない研究員

GM : まあ、国府田にとっては今回の話は同僚の高原悠を救う物語だからね

GM : 話戻して、緒方レミは皆さんを見下すかのように不敵な笑みを浮かべています。


神津 零 : 「お前の研究は間違いということを教えてやるよ緒方ァ」


GM : 戦闘開始します。会敵距離5m、互いにひとくくりのエンゲージとします。

GM : 戦闘開始と同時に銀色の雨から悪意が流れ込んできます。まるでオーヴァードの意識を塗りつぶさんとするかのように。というわけで衝動判定です。意思で判定、目標値:9です

国府田葵 : 達成値24

樋上狗夜 : 達成値15

神津 零 : 達成値18

GM : 全員暴走しなかった


樋上狗夜 : 「その程度の悪意に浸蝕されたりはしない!」オートでボディアーマー/グレラン装備

神津 零 : 「ギアシステム起動」ブーストアーマー装備。

樋上狗夜 : 「レイドライズ!この力でおまえを倒す」


GM : 暴走はしなかったけど、全員侵蝕値は上げてね

樋上狗夜 : 侵蝕値8上昇で100超えましたね

国府田葵 : 侵蝕率7上がって108に

神津 零 : また10でたわ。侵蝕率100超えた

GM : セットアッププロセスで緒方レミが戦術を使用。デュアルカラミティのダイスを増やします

樋上狗夜 : こちらもセットアップで戦術使用。100%超えたのでレベル上昇。仲間のダイス+4

GM : 行動値一番高いのは樋上狗夜ですね。

樋上狗夜 : マイナーアクションでエンゲージ離脱。敵との距離7mに移動

樋上狗夜 : メジャーで「C:エンジェルハイロウ」+「小さな塵」緒方レミを攻撃。達成値 27

GM : 肉体が低いんで回避なし。そのまま命中処理します。

樋上狗夜 : ダメージ28

GM : 装甲3点引いて25ダメージ入ります

GM : 緒方レミの番ですね。マイナーで「オウガバトル」+「主の恩恵」攻撃対象は…樋上狗夜に反撃することにします。命中は回って37。ダメージ与えると飛行解除とダイスデバフ入ります

樋上狗夜 : 回避技能ないし回避なしでそのまま受けます。

GM : ダメージは32です

樋上狗夜 : それだと装甲値引いてHP1で生存だ

GM : しまった。ダイス減少効果あるんだから樋上じゃなくて行動してないPCに撃てばよかった…。

国府田葵 : しっかりしろよ!

GM : でもまぁこの人的には一番因縁を感じるの樋上だし仕方ないか。


緒方レミ : 「樋上君、あなたが仲間にならないというのであれば、倒すしかないわね」

樋上狗夜 : 「ここで倒れるわけにはいかない」装甲で軽減して1点で持ちこたえます。


GM : 高原悠は待機を宣言。国府田葵の番です。

国府田葵 : 二人とも同じエンゲージにいるならまとめて倒すしかない。


国府田葵 : 「C:ブラム=ストーカー」+「紅の刃+達人」+「蝕む赤」+「鮮血の網」+「ブラッドバーン」コストでHP5点減少。達成値39

GM : 回避失敗。二人とも食らいます。

国府田葵 : ブラッドバーンで火力上昇して30ダメージ

GM : 緒方レミが「斥力障壁」でデュアルカラミティへのダメージを13点軽減

GM : 二人とも硬直と邪毒を受けました。デュアルカラミティが状態復元使用。状態異常を解除し、解除数×5のダメージを受けます

国府田葵 : それ邪毒よりくらってるじゃん。

GM : 硬直したくなかったから必要経費!

神津 零 : 俺の番だな。マイナーでバイクを作り出してイオノクラフトで二人にエンゲージする。「C:モルフェウス」+「エースドライバー」+「クリスタライズ」+ブーストアーマーでデュアルカラミティ攻撃。

GM : デュアルカラミティは回避なし。斥力障壁は使ってるのでそのまま当たります

神津 零 : ダメージ30、クリスタライズがあるから装甲無視だ!

GM : 実は装甲値ないのでそのまま食らいます。

樋上狗夜 : 必殺技演出はなし?

神津 零 : あれは敵を倒した時だけ発生する演出だから

樋上狗夜 : なるほど


GM : 次はデュアルカラミティの行動ですね


高原悠 : 「バイクごときが調子乗って!」


GM : 神津 零に接近されて移動できないので、インフィニティウェポンで武器作成。

高原悠 : 「カスタマイズ」+「冷気の鎌」+「クリスタルライズ」+「C:モルフェウス」で攻撃。達成値は24

樋上狗夜 : なんかギリ避けれそう

神津 零 : 振ってみるか。25で避けれたわ


GM : 高原悠が地面から巨大な刀を作り出し薙ぎ払う!


神津 零 : 「おっとあぶねぇ」

高原悠 : 「よけたっ!やるじゃねーかUGNの犬がよぉ!」


GM : 全員行動終わったのでクリンナップに戻ります。そして緒方レミは邪毒で倒れた。

国府田葵 : 死んだーーー!?!?

神津 零 : 情けねぇな…

GM : 実をいうと邪毒くらった時点でHPが残り2しかなかったんだ。

国府田葵 : 勧誘には失敗し、反抗してきた部下は仕留め損ね、挙句の果てには毒で勝手に死ぬ。情けないぞ


緒方レミ : 「私の研究はここまでか…」

国府田葵 : 「あー、知らない研究者が毒で倒れた」

樋上狗夜 : 「…あなたのことは忘れない」


樋上狗夜 : セットアップで戦術使います。

GM : イニチアティブでEロイス:さらなる絶望を使用。ジャームが一体出現します

樋上狗夜 : さっきのコンボで攻撃。うわ、ダイスが回りまくった。達成値97

GM : 避けれるわけないだろ!全部食らいます

樋上狗夜 : ダメージロール、80点ですね

GM : あっ、無理だこれ。ジャームでかばう。一応イージスの盾だけ使っておきます。

GM : 装甲抜けて110ダメージ。ジャームは跡形もなく爆散しました

国府田葵 : 殺意が高すぎる。


GM : 一回分のデコイにしかならなかった。待機してないのでデュアルカラミティの攻撃になります。

GM : さっきと同じ組み合わせで攻撃。達成値28

神津 零 : 一応回避チャレンジ。ダメか

GM : ダメージ37点、装甲無視なのでヴィークル+ブーストアーマーで無駄に高い装甲値は関係なくダメージ入ります

神津 零 : 1回死んで、ルミのロイス切って蘇生する。

国府田葵 : 私の番。さっきと同じコンボから鮮血の網だけ外して攻撃。コストでHPを5点消費して、達成値32

GM : こちら回避しないので、ダメージ算出してください

国府田葵 : ダメージ46点

GM : 意外と威力高い。体力0で倒れます。魂の錬成を使用して蘇生

神津 零 : まだ復活するのか!

国府田葵 : いや、モルフェウスの魂の錬成はLv×10点しか回復できない。最大レベル3のエフェクトだからそれほどHPは残ってないはず。

国府田葵 : そもそも邪毒回復してないからある程度のダメージ与えれば倒れる

神津 零 : このターン倒しきれる可能性はあるな。


神津 零 : 「ならここで決める!」


神津 零 : さっきと同じコンボで攻撃!達成値97

GM : 命中率たっか!もうそのままダメージ計算して

神津 零 : ダメージ76、装甲無視!


神津 零 : 「これで終わりだっ!」(フィニッシュタイム)


神津 零はバイクとともに飛び上がると空中で一回転し、その勢いのまま蹴りの体勢を取る。

背中に残光を残しつつデュアルカラミティに向かって突っ込んでいった。


(クリスタライズ-ギアブレイク)crystalise

C

R

Y

S

T

A

L

I

S

E  G E A R - B R E A K


GM : ベルトから無機質な音声が鳴り響く。スーパーヒーロー着地した神津 零の背後では、デュアルカラミティが爆炎に包まれていた。


樋上狗夜 : これぞニチアサ。胸が熱くなるな

国府田葵 : 大丈夫!?爆散したのはヒロインだけど!

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