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介護の仕事でつきものであってあってはならない事の中にヒヤリハットというものがある。利用者様が転倒しそうになった。等の事案だ。
これはあってはならない。まして本当に転倒した。。等「事故」となると益々あってはならない出来事となりますが、では?絶対にない等という事があるか?といえば、そういう報告しか上がらない事業所というものは問題あり。ということにもなってくる。自助能力に欠ける事業所ということにもなる。
あってはならないが、小さな事故。小さなヒヤリハットのうちに何が原因か?しっかり報告し、改善していく事が大きな事故につながらない。ということになる。
各事業所には報告書なる用紙が用意されていて、事故を起こした人がその状況を細かく書き込み、今後の改善に向けてみんなで話し合うと言う場合もあれば、報告をしただけで、あとは社員だけで話し合う場合もある。その事業所によってその後はバラバラでもあるのだけれど。。
ただし、誰が?と特定できない場合は、それを一番知り得る人から代表者が聞き取りをして本社報告を上げる場合や、事案に寄ったらワークとして全員に考えてもらって改善につなげる場合もある。。
以前、今の職場は、その代表者が。。ということではなく、一番状況を知り得る人が報告をしなければならないといった環境で、ミスをした人と、そうではない場合の人との違いが明確ではなかった。
前に、この備忘録にコーヒーを溢したとして書いた事案がそうなのだけれど、あまりにリアルタイムだったので、本当はみそ汁だったのをコーヒーに置き換えて書いたわけですが、嚥下困難な人に声掛けをするため、近くに行ったら、その隣の人が味噌汁を溢していた。。という事で火傷の発見をいち早く見つけたのが私であり、
即、ナースを呼ぶも、投薬で忙しいとすぐには来てくれず、私の自己判断で利用者様を脱衣所へ連れて行き、ズボンを脱いでもらって、様子を見て、ビニールに水と氷を入れて冷やし続けたという事案です。その日、ご本人は風邪気味との事で入浴はされていませんでした。それと、
私は業務用コーヒーメーカーの熱々のお湯を清掃中に自分の足に大量にかけてしまう。。といった火傷の経験者でもあり、その際、水膨れになるのは火傷から20分くらいだったか?冷やし続けている最中になるものだという事を知っておりました。
お年寄り用に熱々ではない味噌汁をズボンの上から溢したという程度で水膨れまではならないだろうという事と、その日、その方が風邪気味だという事も重ね合わせ、そのような判断をしたわけです。
当然その日のリーダーや、所長に報告をする事を同僚に頼み、私の頭の中は早く冷やす事。。だったのですが、
その日、リーダーだったA君に手短に事情を説明すると、「何服脱がせてるんですか!誰の判断ですか?どうして服の上からシャワーで水をかけないんですか。水膨れになって皮膚がはがれてしまったらどう責任をとるんですか!報告書書いてもらいますから。」
でした。。
その日の看護師は初めての勤務の派遣でした。。
食後の投薬の準備等と火傷の手当とどちらが優先か?と言った点は看護師の不手際であると同時に報告書には今後の対策としてその方へはお椀での提供ではなく、取っ手のついた軽量カップが望ましいということになって書いたのですが、それを準備していなかったのは私が原因というよりかは事業所の準備不足でもあったわけです。
状況から見てその方の側を何人かの職員は素通りしていて、遠くにいた私が隣の方への声掛けをしていないな。。と判断してそこへ向かって火傷を発見したわけです。
報告書を書くのは犯人ではないとはきかされていましたが、
叱責の後、「書いてもらいますからね。。」と言われた訳ですから、
火傷を見つけた人が罰則を受けるような印象を受けるように言われた訳です。。
しかもその報告書。勤務時間外に書くように他の社員に言われる始末。。
その数日前に職員が脱衣所で転倒させてしまった事案では勤務中に座って報告書を書いていいとその職員は言われていて、勤務時に書いていました。私と違ってそれは本人の不手際であったというのに。。
随分待遇が違うのだと思った。。
見学者が来て、誰もお茶を出さずしばらく放置、私が気づいてお茶を持って行って挨拶してお盆を持って戻ると、「何してるんですか!休憩でもしてるんですか!」と言われる。翌日、同じような状況で、お茶を出すのを躊躇していると。「お茶だしてくださいね。」と注意を受ける。
同じAさんからの言葉。。
Aさんだけではなく、職員が歌うか歌わないか?についても最初のうちはあの人は派遣だから歌っていい。とか、あの人は非常勤だからとか。。
「悪いけれど私も非常勤です。」と言うと、あの人は週に3日で紫ぐれさんは週に5日だから。。とか。。意味不明なことばかりで。。
そんな中、私の体調は益々悪化。
神経性疼痛は腰が原因。足が痛いのは他に膝の問題も抱えており、おまけに足の裏がズル剥ける皮膚炎。。後に免疫に問題ありの皮膚炎の可能性ありで現在も闘病中だが、おまけに昔踊っていたからか、巻爪でもあり、その巻き爪を風呂介助の時、同じ日に利用者様二人に踏まれて、陥入爪になってしまい、悪化。。
まるで歩行困難な介護者で、もう、やめるしか無いのかな。。と思う日がつづいていて、病院は内科、心療内科、整形外科、(今は皮膚科2件増えましたが。。。)
その整形外科。。足、腰だけでなく、昔むち打ち症になって(中学生の頃)、そのむち打ち症にもフラッシュバックなるものがあるとは。。
まったく同じ状況になってしまい、
当時整形外科のリハビリ日増加の為、仕事を30分早めるお願いをした後、噂で「やめると言ってきたのかと思ったら違った。」等言われている。。
そしてオッパイ利用者様の件で「触られる方に問題あり。」とまで言われて。。。
ここまでの話以外にもまだある。段取りのルーティンにしてもころころ変わる中で真面目に忠実にしようとしてそれをたたき台にされたりとか。。他にも。。。
でも、キリがないので。。。そういった事はこの辺で。。。
ただ、ある日、上司が朝のミーティングの時、キモチワルイ事を突然言い出した。。
その数日後、看護婦の痴漢行為があった訳です。
今思う事。。
あの頃は私のせいで利用者様がやめた。。それはあからさまには、誰も言っていないが、あの当時の所長の豹変で社員一同、「紫ぐれは面倒な存在。」そんな流れが出来ていたのだと思う。。
噂話は面白おかしければそれも又エスカレートするのだろう。
チョット強気に言われるようになってしまった原因は、私の構えのようなものが引き出したこともあるのだろう。
一人一人は悪気なく、例えばAさんもそんな流れの中で、自分の業のようなものを抱えた人だったからあんな当たりの強い事をいってきたのかもしれない。
仕事に対する姿勢や考え方はどこか私とも似ているところを感じる事も多々ある。。
決して心まで腐っていた今の職場の直前に勤めたの職場の人たちのようでもない。
今の職場には新人社員も入って来ていて、私に気を使ってくれている事も感じる。
ただ、あの頃は私もキリキリしていた。。
ポケットの中の裏返しになったチューイングガム。。
「歌」さえ歌わなければ、
きっと働きやすい職場だった筈なのに。。。。と。。強く思っていた。
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