第3話(完) 宇宙の始まりに想いをはせる

 限りある太陽エネルギーが

 尽きたとき

 地球上の全ての生命活動が途絶え

 地球と太陽も

 徐々に宇宙の均一な温度に近づいていく


 我々の生命活動は

 何の意味があったのだろう


 我々はこの宇宙にとって

 意味のある存在だったのだろうか

 

 それでも宇宙の外側では

 無の世界にプラスが飛んでいき

 そのプラスがマイナスを誘発し  

 そのマイナスがプラスが誘発する

 電極的に無になろうとしてもなれず

 逆に激しい衝突を繰り返し

 有を作り出す

 

 世界はいつまでも

 無限ループを繰り返し

 膨張していく

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