精神が追い詰められていた頃、「産まなければ殺されなかった」と思っていました。
精神がなだらかになった後、以前のことを忘れていました。
詩一さんの文を読んで、少しだけ思い出した気がします。詩一さんの想いを理解できたのかは覚束ないですが。
ただ、親から「自分でなんとかしろ」と言われたこともあります。おっ被せられた責任ですが、子にも責任が半分あるかもしれないと思うときがあります。
作者からの返信
村乃枯草さん
コメントありがとうございます!
今回の散文によって思い起こさせてしまったと言うのは、果たして良いことなのか悪いことなのか。
私がどれだけ願っても不老不死永久幸福な子は産まれないでしょう。必ず死にゆく定めを負わすしかない。これでは虐待。生命の冒涜ではないですか。そう思ったから私は子を授からない決意をし、子を欲しがらない女性を伴侶として迎え入れました。
これは人それぞれ思うところがあると思うので、私の一意見として聞いて頂ければと思いますが、責任は子には一切ありません。親が無責任なだけです。(村乃枯草さんの親御様を悪く言うわけではありません)
「生まれる場所は選べないが生き方は選べる」などと言う言葉がありますが、それを言えるのは「生き方を選べる場所に生まれた」からです。この一文が矛盾しない以上、全責任は親が負うべきであり、子には一切の責任がないと思っております。
断定的な物言いですが、本当にこれは『一個人の意見』ですので、芯で受け取らないようにお願いしますね。
小説からテーマだけを抜き出して並べたような文章で、無意識にこれを骨子にストーリーを考えてしまいます。私にとってネタの宝庫のようなエッセイ集でした。
ところどころ、人間は悩まねばならないのだ!と言われているようでよく理解もせぬまま感化されかけたのですが、トイレに席を立った拍子に忘れていました。その感性にはちょっと羨ましい気持ちがあります。
作者からの返信
須藤二村さん
コメントありがとうございます!
ぶっちゃけるとここまでのエピソードで
・嫌悪感は美しい羽を広げる
・礎たる不満
・登り上がる罪
は、今後公開予定の『魔女と魔薬と“禍ツ喰い”』の章ごとのエピグラフになっており、つまりストーリー付きのものです。このあと公開されるもののなかにもまだ混ざっています。
それ以外は特に考えていませんでしたが、ネタにしてくだされば幸いです。
それで例えば巻頭にこのエピグラフを入れて
——真野宮万乃『虚構の中の真実』より
みたいな感じにして頂けたらより幸いです。(何様?)
いやそれは自作でやるんですけどね。
羨ましいですか……? 自分で作っておいてなんですが、ちょっと説教じみた感じが鼻につくなと思っていたのですよね。みなさん物凄く真面目に聞いてくださるので助かっております。いつ噛みつかれるだろうって怯えているんですよ。実は。