10/10

~0:05 トルコ首相がアゼルバイジャン国内にトルコ軍のF-16が駐留していることを認める。ただし軍事活動はしていないと主張


~2:30 ナゴルノカラバフの南北で激しい戦闘


~4:40 アゼルバイジャンがS-300を使いロシア戦闘機を迎撃?攻撃は回避された


~6:40 モスクワでの交渉は9時間目に突入


~9:10 両国がモスクワで停戦合意。捕虜と遺体の受け渡しを条件に12:00からの停戦が決まり、この間に更なる和平条約の取り決めが進められる。10/10の0:00から有効とされる(発表時点で効力がある)。


~12:05 アゼルバイジャン軍が攻撃を再開したとアルメニア側が発表。停戦が破られたか。ただし実際の停戦までには数時間から数日を要する場合もあり、様子見が必要かもしれない。また、公式に破棄されたわけでもない


~14:54 アゼルバイジャンのツイッターアカウントが、停戦が決まったにも拘らずアルメニアの戦車が撃破される映像を投稿


~15:40 更なる交渉が進行中


~17:30 アルメニアが短距離弾道ミサイルでアゼルバイジャンを攻撃か


~18:00 アルメニアが、アゼルバイジャンが停戦合意を守っていないと発表


~18:20 アゼルバイジャンが、アルメニアが停戦合意を守っていないと発表


~18:50 各地で砲撃


~19:20 イランがロシアに現況把握のための電話


~20:00 ドイツがEUとして、アゼルバイジャンに圧力をかけると警告


~20:10 アゼルバイジャンがS-300を撃破か


~20:15 アゼルバイジャン大統領が声明「停戦は平和を意味するのではなく、人道上の理由でとられた一歩に過ぎない。アルメニアは人道的停戦を懇願していた。これは一時的な停戦であり、アゼルバイジャンは引き続き領土保全を確保する」


~20:40 アゼルバイジャン外相は、まだ停戦の条件がそろっていないため停戦されていないと主張


~21:30 アルメニアが戦意高揚PVを流す。同時刻、アゼルバイジャン外相は停戦が維持されない場合は戦闘を再開すると警告


~23:10 アルメニアのハッカーがアゼルバイジャンの銀行へ攻撃


~23:40 赤十字が戦地に入り停戦のために活動を開始



被害者数 (10/10)

アゼルバイジャン

兵士:公式発表無し (推測300人以上)

民間人:31人の死者、164人の負傷者


アルメニア

兵士:404人の死者、700人以上の負傷者

民間人:22人の死者、100人以上の負傷者


イラン

民間人:1人の負傷者

ロシア

民間人:3人の負傷者

フランス

民間人:2人の負傷者


10/10時点での双方の損害累計 (映像や写真で確認できるもののみ)


アルメニア

戦車×82、装甲戦闘車両×8、歩兵戦闘車両×18、装甲回収車×1、けん引砲×21、自走砲×11、多連装ロケットランチャー×25、迫撃砲×8、地対空ミサイル×14、対ドローンシステム×1、電子戦車両×1、早期警戒レーダー×5、航空機×1、トラック、ジープ×146、ハリボテ×3、対戦車誘導ミサイル12、弾薬庫×2、指揮所×2、軍事基地×2、空港、貯蔵庫一つずつ


アゼルバイジャン

戦車×21、歩兵戦闘車×16、工兵車両×1、航空機×6、無人機×13、トラック×11



総評

 一度は停戦に向け大きく動きましたが、わずか五分間で破られました。しかし、まだ一抹の望みはあります。

 なぜ再度攻撃が始まってしまったのかについてですが、アリエフ大統領が要衝のハドルート市を占領できていないのに奪還したって宣言してしまったから、それの尻拭いで停戦後も戦闘させられているという話が出ています。

 戦況は、ハドルート市をアゼルバイジャンが占拠間近まで押しています。また、無人機が活発に動き、アルメニアの損害が増えています。


 停戦がちゃんと実現するよう祈ります。

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