第41話
俺達は走り終えると熱血と別れねる達が待っている一塁がわのネットの後ろに行った。
「こうくんお疲れ、これタオルとアクエリだよ」
「ありがとうなねる」
俺はねるからタオルとアクエリを受けとってタオルで汗をぬぐったあとアクエリをごくごくと飲んだ。
「羨ましいぞ、美少女から手渡しで渡されるなんて、俺なんてむさ苦しい男にしか渡されたこトしかないぞ」
いやそれはキャッチャだからでしょ。だからでしょ。ピッチャーだとマネージャーからから紙コップに入ったアクエリを渡されると思うんだが、ここの学校は違うのか?というか長沢先輩はモテモテだろ。
「よう、好希まさかこんな弱小校にいるとはな。おまけに長濱までいるじゃないか」
ねるに下劣な視線を向けているのは住友だ。
こいつはねるがいる時にで自分がいかにすごいかを自慢してくるナルシストだ。まぁ実力はあるし、努力もするんだが。
「こんな落ちぶれたやつよりも俺と付き合ったほうが鼻が高いぞ。俺は高校入ってから二桁告白されているんだぜ」
まぁこいつは顔は整っているし、野球部でもレギュラー張っているからモテるのも納得がいく。だがなるしとすぎるのはマイナスポイントだ。こいうタイプが好きな人もいるがねるは苦手なタイプだぞ。
「へぇこうくんが落ちぶれたかー」
ねるは目を細くして周りの温度が急に下がった感じに襲われる。
あ、これねるが怒っているときの癖雰囲気だ。
何で怒っているかわからないが止めなくては。
『本当に何で怒ってるのかわからないのか?』
今はお前としゃべってる暇はないぞ。ねるは怒ると相手が引くまで論破し続けるからな。住友のことだ引かないだろうから試合の準備どころではなくなる。
『少しだけでいいから思い出せ。ねるが怒ってるときはいつも誰のためだったのかを』
「こうくんは勉強しかできないなんてことはないもん。こうくんは足は遅いけど野球はすごくうまいんだよ。こうくんはアニメ好きだけど犯罪なんか起こさないよ。こうくんは誰にでも優しいし。かっこいいからね」
俺の関するときだけ怒っている。てことは今回も俺がバカにされたからか。
『やっと気づいたか、そうだよお前がバカにされることが何よりも嫌なんだねるは』
何でそんなことを知っているんだもしかしてお前は....
『おいねるが動こうとしてるぞ、早く止めろ』
は、そうだ今はねるを止めなければ。
「住友、お前のこと手がでないくらいに抑えてやるよ」
俺はねるの前にでてなにかをいう前に先に言った。
「ふん、俺に打たれて長濱に愛想疲れるのがオチだろ。長濱は俺の勇姿を見れば惚れるはすだからよく見とくんだな」
住友は挑発にのって捨て台詞はいて三塁がわに向かった。
「ねる今までありがとうな。俺のために怒ってくれて」
幼馴染みだからって家族同然に扱ってくれて俺は嬉しい。
『違うんたがなーまぁ好意の種類が違うがそこまて気づけたならすぐに気づくだろう』
幼馴染みの家族に近い好意だろ。
おーい、返事ないな。て言うか俺普通に脳内て会話してるけどおかしくなったとかじゃないよね。今さらになって不安になってきたんだが。
「ねるもうあいつを抑えるからその霊気を抑えてくれ」
ねるは怒ると霊気が上がって周囲を寒く感じるようにすることがてきる。
「もう、住友くんこうくんと対戦して一回しかヒット打ったことないのにあんなに偉ぶるあげくこうくんをバカにするなんて許せないよ」
「大丈夫だあいつの鼻は俺が折ってやるから」
「さっきから俺空気だったんだが、まぁそれはいいかあいつと同じチームだったのか?」
長沢先輩が不思議そうな顔で聞いてきた。
ちなみに熱血は住友が絡みだしてから隅っこのほうでトレーニングをしてた。
「はい、県選抜で同じチームだったんですよ」
「てことは軟式か、あの感じだとレギュラーなんだろうな」
まぁあいつは負けず嫌いだからな。俺の対策ももちろんしてくきてるだろう。まぁ俺だって成長してるからやられるきないけど。中学の時と違って俺はインコースにスライダーを投げれるようになったしな。
「まぁそうでしょうね、打たれる気はないてすが」
俺は不適な笑みを浮かべて相手のベンチを見た。
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