第48話 駄僕

今日、車を運転しようと思い、運転席のドアを開けたら駄僕した。

なんでドアと僕の膝との距離感わからないの


駄目な僕



昨日、友達の父親の職業を尋ねた。

彼は母子家庭だった

なんて距離感、空気感読めなかったの


駄目な僕


おととい、彼女に理不尽なことを言い、フラれた

彼女は李夫人だった


駄目な僕



打撲した膝の青さを抱え、自分の青さを嘆く

時は戻らないし、青さも消えない


ぼくは僕駄 遭難だ

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