第3話 レンタル_ふぁんた_SEA

「すみません。あのレンタルスペース管さい」


「はいよ。しーーっ!?」



管をくれた店主は内緒で話してくれた。長い永い、今まで見たことの「はぁ?」もない光景を覗くことができるもの。果てしなきファンタシーが 「ふと」 世界管として垣間見えるもの。


「この先は…」


「行ってみないとわからないさ」


「ははあ」



よいしょ、よいしょ。はいつくばって、しがみついて、汚物に流されて、時に流されて…


「なんか臭うな。ああ、あれだったか」


懐かしさが感一杯に広がった。


「これが母ってやつか」


綺麗な湖に辿り着き、180度真逆の水平線に沿い母なる紅葉が静かに鳥と共に水面泣いた。

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