ヨーロッパからのクイズ

 これは先日私が体験した失敗談です。

 私は、先週の日曜日、あまりにも暇で暇で仕方がなかったので、本棚にあった本をすべて読み漁っていました。だいぶ前に読んだことのあった本たちを見つけ、少しだけ新鮮な気持ちになりました。あの忘れているようで忘れていない感じがいいですよね。忘れた部分を埋めるように読みました。

 まぁ、それで、その本にも手を出しました。その本は私にはなんの記憶もありませんでした。これを読んだ経験もないし、記憶もない。そんな感じでした。それで、いざページをめくって読みました。

 そのとき衝撃を受けました。だって、推理小説なはずなのに、序盤からもう犯人が分かってしまっているんですから。

 もっと言えば、犯人がバレる最後のトリックを暴くシーンが序盤に描かれていました。要するにネタバレです。私は別に後ろ側から読んだ訳ではありません。あの小説を序盤から読んでいれば、どんなに素晴らしい感慨を取り戻せたことでしょう。





 ※ ※ ※ ※ ※





【解説】

 日本語の小説は右開き。では英語は?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る