第3話 時雨の自己紹介


時雨「今日も朝かー。」

低血圧で朝が弱い時雨であった。


時雨のフルネームは、几時雨(おしまづきしぐれ)。

几一族と言えば、実は有名一家である。


左眼が青く、幽霊が見えるという能力を

几一族は持つ。そして、幽霊と共に過ごして来た

この世とあの世を繋ぐ、神聖な一族である。


因みに、時雨のrankはBである。


几時雨 能力 紙に魔法陣を描き、幽霊を

呼び出し、戦闘から事務補助まで、幽霊と共に

生活する。しかし、自分の寿命と引き換えに

魔法陣から幽霊を呼び出すのが難点である。


しかし、魔法陣から呼び出した幽霊の戦闘力は

rankAにも負けない強さがあるが、魔法陣用の紙と

自分の血で作ったペンでないと幽霊を呼び出す事が出来ないという欠点がある。


因みに、家は几神社である。

父の几要(おしまづきかなめ)は、雷門高校の

卒業生で、rankはSであった。


父の能力は、フルメタルガードである。

(フルメタルガードとは、結界師の能力で、

妖精族と共に街全体に結界をはるという能力)

それに、守護霊を使い戦闘する事が出来る。


時雨にも、守護霊はついているが、

まだ使いこなす事が出来ず、出した所で

暴れ出した守護霊を、父がしずめたという

過去がある。


母親は、一般人でrankはEであり、

能力は、無しである。


しかし、母親が特殊ではなく、能力を持って

産まれた子が珍しいのである!


時雨は、不完全だが、父親の几一族の

おかげで、能力を獲たのである。


能力の持ち産まれた子は、推薦で雷門高校へ

入学する事になっている。


雷門高校生は、警官、医者、国家特殊公務員等に

なる人が多いのである。


国の為に、自分の能力を使う人がほとんどだが、

その能力を悪い事に使うヤカラも多々いるのも

確かな事実である。


最近、そのアンチ勢力が多くなって来たのも

事実であり、雷門高校も先生達がヤカラを

捕まえ、特殊な結界をはった牢屋に入れる事も

ある。


これから時雨は、どうなって行くのか!!




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