第12話
ダイキがいない生活は思っていたより何倍も苦しかった
天国に行けば会えるのか、
毎日のように考えてた。
ある日の夜、
ずっと見ることも出来なかったダイキからのプレゼントを開けるとそこには指輪が入っていてその中にメモが挟まれいた。
「ユナ、これからも愛してます」
それだけ書かれたメモはどんどん私の胸を締め付けた
「会いたい」
そう思った私は気がついたら手首を何度も切ってた
でも私は自分が思う何倍も弱くて…
死ねるほど深く切ることも出来なかった。
情けない..
毎日をただ死んだように過ごすだけ
楽しいことも嬉しいこともない
そんな私をこの地獄みたいな毎日から救ってくれたのは親友、ハルカだった。
ハルカは5年くらい前に知り合ってから毎日連絡も取って多いときは週に4回も会ってた。
私より2歳年上のハルカはすごく頼りがいがあって
いつも私の味方でいてくれた。
周りからは本当の姉妹だと思われることもよくあった
だからこそこの友情はずっと続く、私もハルカもそう思ってた。
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