社員/瀬宮 雫

【名前】瀬宮せのみや しずく

【コールサイン】ダブルドロップ


【年齢】15歳

【立場】中学3年生/MDC社員

【学歴】中学校在学中(不登校)

【誕生日】4月20日


【外見】

 腰まである長い青髪で、頭頂部からはアホ毛が生えている。瞳は青く丸っこい(裏人格が出るとハイライトが消える)。全体的に肉があまりついていない痩せ型で、身長は高め。中学の制服であるセーラー服の上に、黒いレインコートを纏っている。腰には細い革ベルトをつけていて、そこに数本のナイフや小型拳銃、スタンガンなどをくくりつけている。

 腕章の色はオレンジ。自分をMDCにスカウトしてくれた社長と千草のイメージカラーを足して2で割った色。


【性格】

 二面性がある。普段は小動物のように気弱でおどおどしがち。人見知りが激しく、初対面の人とは会話すら困難。すぐに謝る。だが、スイッチが入るとサディストと化し、人を切り刻んで愉悦を感じる人格破綻者と化す。いつスイッチが入るかは本人にもわからず、それを制御できない自分をひどく嫌っている。闇が深い。


【経歴】

 一般的な中流家庭に生まれる。生来の気質として気が弱く、嫌なことをはっきり嫌といえない性質だったため、小学校に入ってからはいじめの被害に遭ってしまう。同級生や先輩たちによる暴力被害に遭っていた際、天賦ギフトを用いて加害者たちを殺害。それを契機に、一日に何度かスイッチが入るようになり、日常生活が困難に。人を傷つけてしまいそうで学校にも通えず、家にも帰れずに彷徨っていたところを、MDC(主に唯と千草)に拾われる。その後は適切な薬を服用してスイッチが入る回数を減らしつつ、仕事を行っている。


【好きなもの】

 表人格時:花、小動物、細かい作業

 裏人格時:自分、殺人、悪天候


【嫌いなもの】

 表人格時:自分、雷、怒鳴られること

 裏人格時:薬、力加減


天賦ギフト

『命綱』

 生物(人でも動物でも植物でも)と自分を不可視の管でつなぎ、生命力を吸い取る。繋いでいる時間と比例して吸い取れる生命力は多くなる。不可視の管はいつでも切ることができ、一度に何人でも繋ぐことができるが、一度に吸いすぎると過剰摂取で逆に倒れてしまう。生命力を吸われた人間は全身から力が抜けて動けなくなるほか、生きる気力も失ってしまう。また、吸った生命力をエネルギー体のように形成して、攻撃に転用することも可能。


【戦闘方法】

 通常時では身体能力は決して高くはないため、小型拳銃による援護射撃やスタンガンを使った敵の無力化がメイン。不意打ちで敵に触れて天賦ギフトを発動し、生命力を奪って無力化することが常套手段。

 スイッチが入ると身体能力のリミッターが外れ、スピード、パワー共に大幅にアップする。いわゆる闇堕ちバーサーカー状態となり、スイッチが自動的に切れるまでは誰彼かまわず人を傷つけ続ける。……その割には理性が残っているかもしれない。


【得意分野】

 表裏ともに周りをよく見ているため、支援系の行動に適性がある。

 その天賦ギフトの性質上、相手の強さに比例して雫自身の強さも増す。そのため、なんかヤバい敵に対してはめっぽう強かったりする。雑魚相手だとそんなに強くない。


【苦手分野】

 表人格の時は体力があまりないため、長時間動き回るタイプの案件は不得手。あと極度の人見知りにより、初対面の人とのコミュニケーションを必要とする案件もさほど得意ではない。

 裏人格の時は身体のリミッターが外れるため、細かい力加減がちょっと苦手。あと持久力は表人格以上にない。


【能力評価】

 攻撃:☆☆

 防御:☆☆

 援護:☆☆☆

 機動:☆

 戦術:☆☆

 精神:☆☆


【台詞イメージ】

「せ、瀬宮雫です……よ、宜しく、お願いします……っ」

「えと、運動は、苦手で……いつも、助けられてばっかりで……ごめんなさい……」

「……私、何で生きてるんでしょう……」

「ごめんなさい……! 私も、仕事で……こうするしかなくて……っ」


「……はぁ、はぁ。やっとギア入ってきた」

「わたし? 瀬宮雫ですよ。さっきのオドオドしい奴とは、別ですけどね?」

「まぁ……どうだっていいでしょう? わたしの素性なんて」

「いいからパーティーを始めましょう……乾いて乾いてしょうがないんですよ!」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る