寄せ鍋 2杯目
唐突なマギ語り
こんばんは、東美桜です!
いやぁ、年が明けましたね!
本日は1月4日、仕事始めの時期なのです。大学も間もなく授業が始まりますし……残り少ない冬休みを、全力で楽しんでまいります!
さて。
本日1月4日、とんでもない吉報が飛び込んで参りました!
そう!
大高忍先生原作、週刊少年マガジンにて絶賛連載中の「オリエント」が!
遂に! アニメ化するのです!!
いやぁ……嬉しいですね!
チェンソーマンの時も思ってたのですけど、好きな作品がアニメ化するのは、とても嬉しいことなのです。
というわけで、「オリエントアニメ化」が鳥でトレンド入りしまして。
同時にトレンド入りしたキーワードが、「マギ3期」。
そう、「マギ」。
今日はこの作品について、ひたすら語ります。
オリエントについても語りたいのですけれど、原作読破できてない東さんが語ると、色々と不備がありそうで……今回は主にマギについて語らせていただくのです。
この作品は、私の中で原点のような作品なのですよ。
この作品がなければ今の私はなかったといっても過言ではないのです。
まずは軽くあらすじを。
アラビアンナイト的な世界観を舞台に、「マギ」と呼ばれる少年・アラジンと、彼に選ばれた少年・アリババを主役にした冒険ファンタジーなのです。彼らの旅が進んでいくにつれ、様々な国が登場し、例えば中華風の国やローマ風の国も登場するのです。
テーマとしては「王の器」や「運命」が大きいでしょうか。とにかく世界観が壮大で、かつ魅力的なのです。
この「王の器」というものが深くて。
主人公たちは様々な国を渡り歩き、様々な国の王族や上層部たちと関わっていくのですけど、様々な国の形とか、王の形とか、そういうものが描かれているのです。
それから「王の器」と、それを支える「マギ」の関係性だったりとか。細かいこと言うとネタバレするのでアレですけど、深い絆で結ばれた二人だったり、利害一致により手を結んだり、あるいは内心では密かに恐れていたり……。そんな関係性のひとつひとつにも、キャラクターの個性が出ているのですよね。
ヒューマンドラマとしてもとても良いのですよ。
大高先生は人の感情を描くのが非常にお上手でして……特にこう、溢れ出すような激情を描くのがとてもお上手なのですよ。特にバルバッド編のクライマックス。本当に、あのカタルシスは滅多に味わえないのです。
どんなキャラでも丁寧に描いていくのも、この作品の魅力の一つなのです。名前のない登場人物たちだとしても、一人一人の人生を感じさせる描き方。さり気なく回想と思われるコマを配置したり、そういった細かいところにまで気を配っているところも、物語に重みを与えているのですよ。
それからバトルシーンも魅力的なのですよね。
剣の戦いがあれば、金属器(ジンと呼ばれる精霊が宿った特殊な武器)を使ったバトルがあったり、はたまた魔法による戦闘があったり……特に金属器や魔法によるバトルは少年漫画らしく絵面が派手で、キャラデザの秀逸さも相まってとても格好いいのですよ。
一般兵同士の戦いもとても良くて……まるで一人一人の叫びが聞こえてくるようなのですよ。本当に、破壊力抜群なのです。
そして忘れてはならない、絵の良さ。
まず線が綺麗なのですよ。柔軟性があるタッチで、時に格好よく、時にやさしく描いてくださる絵。これを通じて伝わってくる、この破壊力抜群の世界観! これは推すしかないのですよ!
終わり方がアレだったとかアニメ1期のキャラ改変がひどすぎるとか色々言われている面もあるのですけど(確かに最終盤は私も正直「よくわからない」という印象でした)、基本的には傑作なのではないでしょうか。
とりあえずバルバッド編とマグノシュタット編、あと煌帝国編のアラジン&アリババくんvsジュダル&白龍戦は本当に良いので、是非ご覧くださいなのです。
そんな「マギ」に、私は小学生の頃に出会いまして。
なんだかんだで本気でハマった作品は、アレが初めてなのですよね。
当時小学生の東さんは「マギ」の空気を旺盛に吸引して、多分、それが私の創作の根っこを形成していると思うのです。
かの作品には感謝しなければならないのですよ……。
さて、「マギ」はサンデーコミックスにて、全37巻が発売中です!
もし興味が出たよって方がいらっしゃいましたら、是非ご一読を!!
そしてそんな「マギ」の系譜を継ぐ「オリエント」も、とても良作なのです!
こちらは武士が主役で、鬼退治を主軸に置く和風ファンタジーなのです。
そこ、鬼滅言わない!! 東さん、鬼滅読んだことないので何とも言えないのですけど、オリエントと鬼滅は全く違うベクトル(の、はず)ですので!!
大高先生の真骨頂、人間の心の動きみたいなものがこちらでもフルパワーでも描かれているのです。バトルシーンも華がありますし、とても良いのですよね。
アニメが始まる前に、今のうちに予習しておきましょうぜ!!
……というわけで! 唐突な作品推し語りでございました!
ご清聴ありがとうございましなのです!!
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