6キス デートは小学生としたい
俺は今警察署にいる。目の前にはおじさんという名の警部が頭を抱えている。
『お前...戻ってきたのか。もうやらないって誓ったじゃないか。』
俺は無言で考える。
今日は柚子に誘われて水族館に行ったんだ。俺は女子児童にモテモテな罪な男だと我ながら自覚した。大きな魚に食べられそうになったりアザラシやオットセイ、イルカなどに追いかけられながらも充実した時間だった。それなのに
2人は警察署の前の道を1歩ずつ歩いていく。柚子が会話を切り出す。
『お兄ちゃんはどうしてこんなにも
柚子の視線が痛い。
『ははは...なんでかなぁ。』
『せっかく、お兄ちゃんと2人きりで楽しくしていたのに...』
マズい。幼女を泣かせるなんて俺は男として失格だ。
『柚子!俺とデートしようぜ!!』
思わず声に出た。
『デ...デート!??』
柚子は
『ぐへへ...ぐへへへ...ぐへへへへ』
柚子の顔は赤面しながらもどこか引いている気がしたが気のせいだろう。
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