2キス 俺は小学生の胸を揉んだ
俺は今警察署にいる。目の前にはおじさんという名の警部が机を指でコツコツ叩きながら、こちらを見ている。
霧雨「さっさと吐け。そうすりゃ少年院に行かせてやる。」
俺は無言を守る。黙秘権バンザイ!え?どうしてこの主人公は今回も警察のお世話になってるの?そう思った?いやね、俺は悪いことしてないんだよ。読者のみんな、聞いてくれ。この事故を。
~回想~
柚子「おはようございます。お兄ちゃん。このお洋服どうですか?」
土曜日の午前10時。俺よりも先に待ち合わせのデパートに着いていた柚子が聞いてきた。果物の柚がプリントされたシャツ、黄色に緑のアクセントが効いたスカート。
麓介「おはよう。とてもロリっているよ。」
柚子「ロリ?」
似合っていると言いたかったが、肝心なところで噛んでしまった。柚子は、キョトンとしている。相手が言葉を知らない小学生で良かった。セーフ。セーフ。
その後、俺は柚子のショッピングに付き合った。本を買ったり服を選んだりして平和なデートだった。
だが、平和なデートがいつまでも続くとは限らない。柚子がトイレに行っている間に事件は起きた。
のんびりデパートの中で歩いていた俺に背の低いサイドテールの女子小学生がぶつかってきたんだ。運悪くその女子小学生の平らな胸に手があたり、掴んだのだ。感触は特になし。もっとがんばりましょうといったところ。サイドテールが顔を真っ赤にして、こちらを睨む。
サイドテール「な……なにしてんのよっ!!消えろっ!!」
俺はサイドテールの幼女にビンタされ、気絶した。目が覚めたら警察署だった。ね?俺なんも悪くないでしょ?なにこの理不尽な世界。ここまでが現在の流れ。ちょうど今、俺を探してくれていた柚子が警察署に来て警察官に防犯カメラを見るように説得してくれた。おかげで俺は釈放された。
麓介「柚子ありがとう。助かったよ。」
柚子「…お兄ちゃんのエッチ。」
この反応は間違いなく、カメラを見て全部知った反応だ。あのサイドテール許すまじ。
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