アフガニスタンでもタリバンよりアフガン軍のほうがよほど数は多かったと言いますし、やはり軍は数じゃないのかな……と思います。
いかに兵の士気を高められるか、が重要なんでしょうね。嘘でもいいから夢だの神の啓示だのを語って人を煽動出来るリーダーがいる組織は強いんだと思います。。
作者からの返信
有効に戦う兵が多い方が、勝つことが多いのではないでしょうか。
有田中井手の戦いも、毛利家が少数でしたが、あまり「動けない」安芸武田家よりは、有効に戦う兵が多かったので勝てたのではないかと思います。
むろん、士気も大きなファクターだと思います。
また有田中井手の戦いの話になってしまいますが、毛利興元の死に乗じる安芸武田家に対する憤慨が、兵の力になったのではないかと思います。
ありがとうございました。
早雲の夢はどういう意味だったのか。
まだ読者には明かされないですね。うーん。
四谷軒さまがどういう解釈なのか楽しみです。
北条家の面々も集結して、いざ往かん。
作者からの返信
伝えられるところでは、「吉夢を見た。だから両上杉はブッ潰す!」というトンデモな早雲。
じゃあ何でそんな夢を見たことにしたのか……というのが、この物語を書くきっかけのひとつだったのです。
無い知恵絞って考えました^^;
北条家……兵数では圧倒的に不利ですが、将帥については両上杉に対抗し得るレベルにいます。この将帥たちで、どこまで抗えるのか――当時の北条氏康としては、かなりの覚悟を決めていたんでしょう。寡兵の戦いや賭けは嫌いそうですから。のちの越後の軍神とは、戦わずに籠城に徹していますし。
ありがとうございました。
冒頭、マキャベリで、うわって思いました。
だが惜しむらくは、あるいは偶然か、その前夜こそ
こういう描写のしかた、私はとても好きで、いいなと思って読ませていただきました。
作者からの返信
氏康としては、これ以上ないほどの危険を伴う賭けに出ますから……。
信長でいうと桶狭間、元就でいうと厳島……ある種の武将ならではの鉄火場。しかも氏康、信長、元就は、こういう賭けが嫌いだったという……ある意味宿命ですね(^^;
このあたり、もうノリで書いています。手探りだったけれど、この辺はもう物語自体の味が出てきた(と自分では感じています)ので。
歴史が決まる時って、こういう少しの運の差みたいのがあると思いまして。
目がおつらいでしょうに、わざわざ拙作をご覧いただき、恐縮です。
私のは別に、もしご覧いただけるのであれば、後回しでかまいませんので。
ありがとうございました。
編集済
「双の大きな杉を齧り倒し、虎と化す鼠の霊夢」の共有により士気を鼓舞させておき、いよいよ河越夜戦が開幕するのですね。
諸侯の活躍やいかに? ワクワクします。
微妙な心理の駆け引きにも惹かれました。
作者からの返信
伊勢宗瑞(北条早雲)の見た「夢」とは何だったのか……それは、この物語の秘奥でもあります。
実際には、室町幕府の名門を倒すための口実であり、兵たちの心理的な蓋を外すためだったのでしょう。
関東諸侯の大半は「勝ち確定」でゆるみ切っています。両上杉も、戦おうとする者がいたり、思惑がある者もいたり……。
北条家が統一されているのと対比する感じで描きました(^^;
ありがとうございました。
拝読致しました。
相変わらずと言うべきか、弁千代さんに過保護な姿勢を見せる氏康さん(^_^;)
左馬介さんのことと言い、武将としては優しすぎるかも知れません。
だからこそか、秘奥を一兵卒にまで共有しようと。
なればこそ、皆が命を懸けようとしているのかもですね。
この、前向きな緊張感が伝わります。
対する包囲陣、こちらは主だった将の個々の思惑で動いているのか。
弛んだ巨象に向かう精悍な狼は、果たして敵を食い破れるのか。
いよいよ、払暁に向け事態が動きますね(^-^)
作者からの返信
氏康……正直、元服前の子どもに大任をやらせるってどうよ、と思ってたのかも^^;
左馬助さんについては、元服していたけど……うん、まあ、優しすぎるかもしれませんね^^;
そんなわけで北条軍、反攻の時。
しかし、敵は古河公方、関東管領、扇谷上杉と、関東における幕府であり権威。
腐っても「お上」である敵に、どう抗するのか。
それは下剋上なのか。
ありがとうございました。