20年生きてきて思ってることのメモ
まわり
第1話 自分がくずだなあってだけの話
知り合いには言えないことをこっそり書いていく。
1つめは、自分がくずだなあと思う話。
まず結論だけまとめれば、恵まれた環境にいるくせして、私は怠惰かつ自分のためにしか動けないくずだって話。いつか頑張って欲しいけど多分無理。
サラリーマンの父、パート薬剤師の母、弟、私の四人家族の中で育った。今は実家から離れた大学に通わせてもらっていて、一人暮らしもさせてもらっている。
信じられないほどのお金持ちという訳ではないのだけれど、裕福なのは間違いない家庭だった。
両親は優しく、やりたいことはだいたいなんでもやらしてくれた。
勉強も別にやれって言われたことはないし、なにかを禁止されて育った記憶もあまりない。
私のやりたいことは良い子の範囲内で収まってた上に、勉強もそれなりには好きで成績も良かったから何も言われなかっただけかもしれないけれど。
怒られそうなことは上手く隠せてしまったのもあるだろう。両親が今でも知ることなく終わった私のやらかしはいくつかあるはずだ。
話がずれてしまった。
つまり何が言いたかったかというと、非常に恵まれた家庭で苦労なく育ってきたということだ。
自慢ではなく事実を述べてるつもりだけれど、自分言ってる時点でやっぱり自慢なのだろう。
こんなに恵まれているのに、私は毎日だらだらと過ごしている。
金銭的な理由等々で大学に行きたくても行けない人もいる中、親の脛をかじって大学生をやらしてもらっていて、バイトも友人たちに比べて少ない方だ。
それなのに、そんなに勉強していない。人より勉強時間が取れるはずなのだから、忙しい友人を多少助けてあげられるくらいにはなるべきはずなのに。
かといって何か別の趣味等に全力で取り組んでいるわけでもない。大学生活に専念できるようにと多めに仕送りを送ってもらっているのに。漫画、本を読んだり惰眠を貪ったり、ただ時間を浪費している。
わかっているけど、やらない。だからくずなのである。各方面に若干の申し訳なさはあるものの、自分で仕方ないと諦めている。だからくずなのである。
文章からは読み取りづらいと思うけど、実はくずであることをそんなに悲観していない。そういうところがくずたる由縁。くずだと理解しつつ変わろうという気持ちは薄い。それがくずなのだ。
いろいろな人に対して申し訳なさと負い目はある。それでもきっとなおせないけど。
だから、社会人になったら、税金高いなと思っても文句言わずに払おうとだけ決意している。
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