不思議な屋敷

リュウタロウ

第1話

ナレーター

暑い、暑いもう何回目だよこの言葉笑 とりあえずアイス食べよう、あっ完全にナレーターらしくないという


佐々木「テスト終わって夏休みが7月19日からという少し他の友達よりかは早いけども、まあ私テストもレポートも少なかったし、レポートもう提出したし」


古矢「さすが、ゆうこ私レポートとかテスト勉強は直前にならないとやらないタイプなの」


佐々木「みゆらしい、私はとりあえず一週間前からやるかないつもは」


古矢「本当テストとかレポートと聞くだけで無理、勉強嫌いだからね でも社会でもやらないとだし」


佐々木「そりゃそうだよ会社入っても資格とかなにやらとらないといけないと言われてるくらいだし」


古矢「まあねゆうこは将来何するわけ?」


佐々木「とりあえず今救命士の学部入ってるからそれ目指すけどもまだどうするか分からないな」


古矢「そっか大学生はある意味大変だよね」


佐々木「みゆは看護師でしょ?」


古矢「まあね あってかさ」


佐々木「なに?あっごめんゲスト来たちょいまち ご自宅用ですか?」


古矢「はあー終わったぜ もう7.5時間ロングはやばい」


佐々木「そんなこと言ってたら社会でどうするの?」


古矢「確かに」


佐々木「先に報告行くよ」


終礼終わり


佐々木「ではお疲れさまです」


古矢「お疲れさまです」


今田「お疲れさま」


ドアの音(ガチャン)


佐々木「さっきの話何?」


古矢「ああさっきの話ね 実はニュースで心霊スポットの特集がやっててさ そこ行ってみない?なんかそこ観光名所になってるらしいけども」


佐々木「らしい?って言葉は国語でいう助詞の推定の意味 つまり断定はできないということは観光名所ではないのかな?」


古矢「いやそんなことはないよ その心霊スポットのサイトがあってそこで行きました報告を学生が中心にやってるんだって」


佐々木「そのサイト誰作ったのさ?」


古矢「みたら東大の心霊研究会が運営してるみたい しかも心霊スポットツアーもやってるって3000円かかるけども」


佐々木「学生が中心に活動してるんだ ちゃんとしたサイトかそれに私たちがいくわけ?」


古矢「まあそうだよ、あっでもツアーでは、行かないよ」


佐々木「もしかして前回みゆが見つけた扉にみんなで行くってこと?」


古矢「さすが優子 そう」


佐々木「今回私はパスしようかな」


古矢「えー行こうよ 夏と言えば心霊じゃん」


佐々木「そうだけども うーんどうしようかな」


古矢「ちなみに今週の土曜日かな行くとしたら」


佐々木「今週の土曜日一応空いてるけども、どうなっても知らないよ まあ仕方ないこれも人生の中の一つの思い出だし、他のメンバー誘わないとじゃん 他のメンバー来なさそうだよ今回は」


古矢「電話してみるかまずはまっちゃんLINE電話で電話してみるね」


佐々木「うん」


古矢「もしもしまっちゃん?みゆだけども」


松本「あっみゆどうしたの?」


古矢「実はさ今週の土曜日心霊スポット行くけども、一緒に行く?」


松本「心霊スポット!!怖いけども、行きたいーいつ?」


古矢「今週の土曜日だよ」


松本「今週の土曜日ね 分かった空けとくね 楽しみ他だれいくの?」


古矢「優子かな ほかにも誘うけども」


松本「分かった また連絡して」


古矢「はいよ またね」


松本「またね」


佐々木「どうだったの?」


古矢「なんかめちゃくちゃ乗る気だった、まっちゃんは行くみたいだよ」


佐々木「まじか ほらまだまだ誘わないと当日怖いよ」


古矢「うん 次は誰にしようかな」


佐々木「小鳥くんでいいじゃん」


古矢「なんか小鳥をてきとうにしてるな」


佐々木「まあいいやん 電話してみ」


古矢「はいよ」


10分経過


古矢「あれつながらないな いいやあとで誘おう そしたら優愛ちゃんとか?」


佐々木「ああ優愛誘わないとだね」


古矢「はい」


古矢「あっもしもしゆあちゃん?」


峯村「はい 峯村です 古矢さんですか?」


古矢「そうだよ」


峯村「どうかされましたか?」


古矢「実は今週の土曜日に心霊スポットに行くんだけども行かない?かな」


峯村「心霊スポットですか 怖そうですね でもおもしろそうです 土曜日は午前に授業があって、夕方くらいなら大丈夫ですね」


古矢「大丈夫安心して夕方くらいから行くから」


峯村「分かりました ではまた連絡して下さい」


古矢「はいよ またね」


峯村「また」


佐々木「優愛も行くことになったの?」


古矢「うん、行くことになったよ」


佐々木「あとは誰誘うわけ?」


古矢「あとは小鳥からまだ連絡来ないからことりと、苅山くん、ツッチー、山本ちゃん、新人の川田さん」


佐々木「え、すずちゃんも誘うの?それはやばくない?」


古矢「なんでよ?」


佐々木「だって小鳥くん優愛と付き合ってるし、しかも小鳥くんすずちゃん好きでしょ なおさらやばいでしょ?」


古矢「大丈夫だよ!平気平気 さてさて電話しないと」


古矢「もしもしツッチー?今大丈夫?」


土山「もしもしあっ古矢?どうしたの?」


古矢「ツッチー久しぶり!そのあだ名小鳥と同じ呼び方やんか まあそれ小鳥が考えたけども」


土山「そうなんだね 話って言うのは?」


古矢「実はさ心霊スポットに行くんだけども行かない?」


土山「心霊スポット?…そこ大丈夫なの?かなり心配なんですけど」


古矢「大丈夫だよ 観光名所に一応なってるし」


土山「そう聞くと確かに安心だけども、ちなみに誰行くの?」


古矢「今のところ優愛ちゃん、まつみくかな、他に小鳥とか川田さん、苅山くん、山本ちゃん誘うつもりだよ」


土山「え、小鳥さんも行くの?」


古矢「ああまだ分からないけども、なんで?」


土山「いや別に」


古矢「そうかい 結局行けそう?」


土山「大丈夫だよ 夕方くらい?」


古矢「そうだよ 夕方くらいかな」


土山「わかった また連絡して」


古矢「はいよ」


土山「またね」


古矢「とりあえずツッチーも行けるみたい」


佐々木「あらそうなのね?他のメンバーは?」


古矢「連絡してみる、あっまっちゃんからだ まっちゃんがどうやら連絡してくれたみたい山本は行けないけど、苅山くんは行けるって」


佐々木「なんだ あきな行けないのか」


古矢「レポートでないかな?」


佐々木「なるほど」


古矢「川田さんはどうなのかな?」


佐々木「確かに」


古矢「ここはあえて小鳥から言ってもらうしかないだろ」


佐々木「そうすると恋しちゃうかもよ?」


古矢「しないだろ大丈夫だよ」


佐々木「本当に?」


古矢「うん とりあえず小鳥から言ってもらうよ 私はグループLINE作るわあと小鳥にも連絡しないとだし」


佐々木「ああそうなのね」


古矢「小鳥に電話もう一度してみる、 もしもし小鳥?」


小鳥「ああごめん電話できなかった なんだ?」


古矢「実はさ心霊スポット行くけども行かない?」


小鳥「心霊スポット?なんで急に?」


古矢「いや夏だしさ思い出作りたいなと」


小鳥「なにもそれでなくてもいいでないか」


古矢「でも」


小鳥「お前もやっぱり変わらないやつだな」


古矢「みんないくんだよそれに」


小鳥「はあ、やっぱ古矢が考えていることだな まあ仕方ない行ってやるか 何時に?」


古矢「夕方くらいだよ また連絡する」


小鳥「はいよ じゃあまた」


古矢「あっ待った小鳥」


小鳥「なんだよ?」


古矢「あの川田さんを誘ってくれる?」


小鳥「何で?お前が誘えよ」


古矢「いや、私もうほぼ誘ったし、あとは小鳥が誘ってよ私あまり川田さんと絡みないし」


小鳥「はあ、分かったよ、てかいきなり言ったらなんか驚かれないか?」


古矢「大丈夫だよ 一応あんたも同じストア仲間だったんだからよく話すしてたじゃん」


小鳥「分かったよ 仕方ないな」


古矢「ありがとう!じゃあよろしく」


小鳥「はいよまたな」


古矢「ばーい」


佐々木「小鳥くん来るの?」


古矢「行くよ あと頼んだら川田さんを誘ってくれるって」


佐々木「え、まじで」



その頃小鳥は誘うのに緊張していた。


小鳥「うーんかなり緊張するな 同じストア仲間とはいえ連絡するのははじめてだ LINEで言うよりかは電話する方がいいだろよし LINE電話するか」


運命の時


小鳥「(かなり遅い なんだろうこの緊張感)」


川田「はい 川田ですもしもし」


小鳥「あっすずちゃん久しぶりストアで一緒だった小鳥です」


川田「ああ小鳥さんですかお久しぶりです 電話されましたがどうされました?」


小鳥「いや実は急なことで申し訳ないんだけども、今週の土曜日にストア仲間で心霊スポットに行くんだけどもすずちゃんも もしよかったら行かないかなと?」


川田「わあー心霊スポットですか怖そうですねでも楽しそう 今週の土曜日は映画の撮影のあとなら大丈夫そうです 1800過ぎになりますが」


小鳥「ああそうなのね、一応夕方くらいにいく予定だから大丈夫だよ それくらいの時間帯で」


川田「なら良かった 心霊スポット怖いイメージがあります ちなみに男子は何人行くんですか?」


小鳥「僕含めて2人かな」


川田「じゃあ私は小鳥さんに守ってもらおうかな?」


小鳥「あっそうだね僕でよければ」


川田「冗談ですよ 小鳥さん相変わらずおもしろいですね」


小鳥「冗談だったのね」


川田「でも私ストアの男子マネージャーと小鳥さんくらいしか分からないので心霊スポットで万が一のことあったら守ってくださいね 頼りにしてます」


小鳥「なるほど わかったよ」


川田「あとなんだか私が呼んでる~さんという呼び方も かたいな何て呼んでほしいですか?今まで呼ばれたあだ名で印象に残ってるあだ名はなんですか?」


小鳥「そうだな 留学の頃に呼ばれていたあだ名で龍くんというあだ名かな」


川田「いいですね じゃあ龍くんと呼ぼうかな」


小鳥「大丈夫だよ」


川田「じゃあそう呼ぶね」


小鳥「いいよ」


川田「ああ間違えて、そう呼ぶねと言っちゃった 私のことはすずと呼んでほしいです」


小鳥「わかったよ」


川田「なんか新しいかんじでいいですね じゃあまた土曜日に」


小鳥「またね」


川田「あっ待って下さい 龍くんまた土曜日に」


小鳥「じゃあすずまたね」


15分後LINEは切れた。


小鳥「なんかこんな会話できるとは思わなかったな」


小鳥はさきほどの川田の言葉を思い出した。


小鳥「なんかあったら守って下さいか 絶対守るよ」




その頃古矢はLINEグループを作成し、招待した。


日程:7月25日(土)

時間:18:30

集合場所:東京駅


皆さん当日よろしくお願いします!




そして当日


佐々木「みゆ遅いね」


松本「確かに、またいつものやつか」


苅山「古矢さん映画の時と同じ」


土屋「あいつルーズだな」


峯村「遅いですね、もう10分経ちますね」


小鳥「古矢遅いな」


川田「確かに遅いですね?」


小鳥「あっうん だね」


佐々木「あれ珍しく小鳥くんが怒ってないしかも川田さんと目合わせてるしなんかあったのか?おい」


小鳥「ないよ」


峯村(え、なんかあったの?)


峯村はなんやら気にしていた。


古矢「お待たせみんな、ごめん電車まちがえてしまって」


小鳥「古矢なにやってんだよ」


古矢「あれ小鳥怒ってる?」


小鳥「怒ってないよ、なんで?」


古矢「いや別に、なんかいつもの小鳥ではないなと」


小鳥「そうか?まあいいや」


古矢「とりあえず出発しようか」


松本「いこう」



一同はようやく着いた。着いたのは山の奥地であった。山の中にどうやらその例の心霊スポットがあるらしかった。山の奥地はその静けさを物語っている。


苅山「ここ遠いですね」


土山「本当疲れた、水飲みたい」


佐々木「やばいわ山の奥だからな」


松本「体力落ちたわ、山来たの久しぶり」


川田「疲れましたね」


峯村「疲れた」


小鳥「たしかに」


古矢「もう少しだよみんな立って」


苅山「古矢さんあそこみたいですね なんか人気ないですけども大丈夫ですか?二階建てみたいな屋敷ですね」


佐々木「みゆ、人いないけども?」


古矢「おかしいな確かいるとか言ってたのに あっ待った それ去年の話だ 今年はどうなるか分からないと言ってたわ あちゃーどうしよう」


小鳥「さすが古矢だわやってくれるわ」


松本「みゆどうするの?」


古矢「とりあえずここまで来たから入ってみようよ 頑張ってきたからもととれないよ」


松本「それはみゆの言うとおりだけども、本当に危険でない?」


佐々木「なんか気味悪くなってきた」


カラス「カーカー」


土山「カラスがいるし」


古矢「では皆さんとりあえず入るということで、仕切り直します 今日は古矢プレゼンツ心霊ツアーに来ていただきありがとうございます 緊張したり怖かったりはしますが、大丈夫です そしてみんなで入るよりかはグループに分けて入りたいと思います」


全員「えー」


古矢「そうだよ 一応グループ決めてきた発表するね

1グループ苅山・松本」


松本「苅山くんと一緒かよろしく」


苅山「あっよろしくお願いします」


古矢「第2グループは土山・峯村」


土山「優愛ちゃんと同じかよろしく」


峯村「よろしくお願いします」


古矢「第3グループは小鳥・川田」


全員が一瞬で反応した。


川田「わあー小鳥さんとまさか同じになるとはよろしくお願いします」


小鳥「よろしく」


峯村「(なんだろうこの感情なんで焼きもち焼いてるんだろ)」


土山(はあ小鳥さんと一緒だったら良かったな、今さらチーム編成なんて言えないし)」


古矢「そして最後は私と優子」


佐々木「みゆと一緒ね」


そして佐々木は少しだけ峯村の顔を伺いそのようすを察していた。


佐々木「みゆチーム編成しない? 」


古矢「えー今さら?」


佐々木「うん、小鳥くんのグループと優愛のグループ」


古矢「うーん」


すると考えていると峯村が


峯村「いえ別に変えなくて大丈夫です 時間なくなるので行きましょう」


小鳥「優愛ちゃん大丈夫?」


峯村「大丈夫です 私は心配いらないので」


小鳥「え、怒ってる?」


峯村「怒ってないです、土山さん行きましょう」


土山「うん」


古矢「では第一グループ苅山・松本チームからいってら」


苅山「いってきます」


松本「いってきます」


苅山「松本さん人形落ちてます」


松本「本当だ 怖い」


苅山「怖いですか?」


松本「怖いよ」


苅山「こういうとき盛り上がるストーリーってなんだと思いますか?」


松本「盛り上がるストーリー?」


古矢「では第二グループ土山・峯村いってら」


土山・峯村「行ってきます」


峯村がドアを開ける。


峯村「なんだか古い屋敷洋風建築ですね 日本でなく」


土山「うん、みたいだねえ、人形落ちてる 気味悪い しかも6体」


すると二人がおそるおそる歩いてると突然声が聞こえた。


声「くーーるな」


土山「え、なんか今聞こえなかった?」


峯村「いえ聞こえてないですよ、それより第一グループ追いかけましょう」


古矢「続いて第三グループ川田・小鳥いってら」


佐々木「なんで小鳥くんにやにやしてるの?」


小鳥「してないよ、行ってきます」


川田「行ってきます」


小鳥が扉を開けた。


川田「かなり怖いですね」


小鳥「怖いね 大丈夫だよ」


川田「私その言葉信じますね」


するとなんやら川田は小鳥の腕を組んできた。


川田「暗いですね」


小鳥「そうだね」


小鳥は腕を組んできた川田に驚いたが彼女は本当にここを怖いと思ってると察した。


小鳥「大丈夫?」


川田「大丈夫ですよ 小鳥さんがいますから」


小鳥「なら良かった」


川田「なんかあったら守って下さい」


小鳥「僕でよければ守るよ」


そして川田は手を握りしめてきて、小鳥も守るつもりで彼女の手を握りしめた。



古矢「よし最後はうちらだ」


佐々木「そうだね なんかさ、さっきチーム編成したい言ったのは優愛の顔をみてからだよ 小鳥くんと付き合ってるのにすずちゃんと行かせるのはまずいでしょ、たしかに小鳥くんはすずちゃんのことすきだけども」


古矢「まあね、ノリかな」


佐々木「あいつ好きになるの早いしただでさえ惚れやすいんだからさ」


古矢「まあね、でも小鳥は大丈夫だよ」


佐々木「なんでよ?」


古矢「勘かな?」


佐々木「勘って、とりあえず入るよ」


古矢「うん」


佐々木が扉を開いた。


佐々木「それにしてもここは古いし暗い、懐中電灯照らさないと」


古矢「うん やばいな」


すると

音「カタカタカタカタ」


古矢「ね?なんか音しなかった?」


佐々木「してないよ」


古矢「そう?ならいいだけどあれなんか踏んでる感触が変だぞ」


懐中電灯を古矢が照らす。


古矢「いやーーでた死体、しかも本物だし臭い」


佐々木「え、わあーー早く進むぞ」


古矢「まじリアルだわ」


その頃

苅山、松本は


苅山「松本さん裏拍手とか知ってますか?」


松本「知らないよ」


草野「なるほど、裏拍手って死んだ人が手を叩くんですよ」


松本「ほお」


苅山「今から実際にあったエピソードを話しますね ある部活メンバーが試合で優勝して飲み会に行くことになったんです それでみんなでわいわいしていて女子マネージャーも二人いるんですね テンションみんなあがってちょっと肝試しでもしようとあるメンバーの一人が提案したんです 車でみんなで走ってるうちに1人が怖くなって、「やっぱり帰ろうと」いい始めたんです けれども1人以外は全員聞きませんでした 結局着いてしまい、到着したところは幽霊が集まる場所でした すると、ふざけてそこを壊し、ロープもとってしまったんです そのあと三人はそこを戻さずに何人かのメンバーも同じような感じでした車に戻るとテンション上がったのかまた行こうぜとみんなで拍手しはじめていましたすると一人がじゃあ「はよ行こう」と全員の前で裏拍手をしていました1人は怖くなり車をとめようしたが前から車に衝突し亡くなりましたそのマネージャーの一人は事故で亡くなったばかりでした はよいこうではなく、これはあの世行こうという意味でしたその亡くなったマネージャーの子は死を予測してたと思われます」


松本「ヤバイ怖いわ」


苅山「なんかすみません」


その頃

峯村・土山は


土山「あの音何だったんだろう今になって分からなくなった」


峯村「まあ気にしなくていいんでない?」


土山「それにしても小鳥さんとか大丈夫かな?」


峯村「大丈夫でしょ」


土山「え、心配でないの?」


峯村「心配だけどさ」


土山「もしかしてさっき川田さんと同じだったから怒ってるの?」


峯村「いやーそういうわけでないけども」


土山「でも気持ちわかるよ」


峯村「わかってくれる?」


土山「わかるよ」


峯村「ありがとう」


土山「あとさ今言わないといけないことがあって」


峯村「何?」


土山「実は」


峯村「うん?」


土山「やっぱり大丈夫」


峯村「あらそう?」


その頃、小鳥・川田は


小鳥「大丈夫?」


川田「なんとか大丈夫です」


小鳥「なら良かった」


川田「それにしてもここは暗いですね あと思ったんですけども、皆さんに会わないですね 会うと思ったけども」


小鳥「確かにまあそろそろ会うんでないかな」


その時人影があった。


川田「あれもしかしたら人の姿?ってことは皆さんですかね」


小鳥「そうかも」


川田「行ってみましょう」


小鳥「たぶん声からするとまっちゃんとか、苅山くんとかかな おーいまっちゃん」


松本「あれ小鳥の声だ」


苅山「みたいですね」


松本「あっいた」


小鳥「おおまっちゃん」


松本「小鳥、あとすずちゃんも無事で あれ手つないでたの?ずっと」


小鳥「そうだけど?なんで?」


松本「いやべつに」


苅山「おお」


松本「ゆうこたちはどこなのかな?あと優愛ちゃんたちとか」


苅山「たしかにかなり広いですからね とりあえずまっすぐ行ってみましょう」



土山「優愛ちゃんやっぱり話す ずっと言えなかったことだから」


峯村「いいよ」


土山「なんか緊張するな 私ね小鳥さんのことが好きなの」


峯村「(え、うそ) なるほど だろうと思った」


土山「気づいてたの?」


峯村「うん、わかるよ」


土山「でも優愛ちゃんと小鳥さん付き合ってるし」


峯村「まあそうだけども、もしかしたらだけど」



佐々木「みゆ 小鳥とかに会わないね」


古矢「だね これから会うだろ」


佐々木「はあ、暑いしここ」


佐々木が何かを踏んだ。


佐々木「ひぃーやばい変なの踏んだ きゃー死体」


古矢「死体?あっこれ人形だよ、良くできた人形だな」


佐々木「だよね」


古矢「あれ?つっちー」


土山「古矢、優子」


峯村「ああ」


土山「会えて良かった」


佐々木「良かったね」


古矢「小鳥たち探しに行くぞ」


土山「行きましょう」



小鳥たち一同は歩いていた。


松本「ここなんか洞窟ぽくなってない?屋敷というかてか今何階にいるわけ?」


苅山「おそらく地下かと」


小鳥「地下でこんなに広いのか」


川田「なんか心臓どきどきしてきた怖いな」


松本「ほら、小鳥守ってあげなよ」


小鳥「わかったよ、すずちゃん大丈夫だよ?」


川田「本当頼りになる」


松本「ヒューヒュー」


その頃古矢たちは


土山「まだみんなに会えないね」


古矢「ここから距離あるしね しかもここ地下だよね いつの間にか地下に来たんだろう」


佐々木「はあ暑いし」


峯村「暑いですね」


土山「まだ歩かないといけない」


佐々木「最近小鳥くんの恋愛事情なくてつまらないな」


古矢「なんで?」


佐々木「いやーなんか小鳥くんが付き合ってる前のが良かったかも、ゆいちゃんのときとか、あかりちゃんのときとか」


古矢「でた懐かしい とくにゆいちゃんのとき、あかりちゃん私知らないし ゆいちゃんのときなんかいろいろあったな映画の時とか」


佐々木「たしかに」


峯村「懐かしいですね」


佐々木「あの頃の小鳥くんも今もの小鳥くんも輝いてたね」


土山「私思うんだよね小鳥さんの周りは敵ばかりでないかもって

あの人についていきたいと思う人がいるって思う 彼は確かに他の人と考え方も違うし、やり方も違うけど多くの人を喜ばせたいと思ってる」


佐々木「つっちー」


古矢「ドラマの台詞みたいになんかぐっとくる」


峯村「行きましょう」





苅山「なんか儀式みたいなのやってますよ」


松本「あっ本当だ」


小鳥「しかもなんか怪しくない?」


川田「奇妙ですね」


小鳥「とりあえずここ通らないといけないね」


苅山「そうですね あれって創価学会の一部かもしれないです」


松本「ああわかるわ」


川田「聞いたことあります」



一同はそこを通った。


創価学会「私たちは神に従いそして夢を叶える、それは絶対だ絶対だ絶対だ」


苅山「怪しいですね」


松本「うわやばいな」


小鳥「あまり大きな声だすと聞こえるよここ洞窟だから」


そのとき


川田「いたっ、しまった岩にぶつかった」


小鳥「大丈夫?立てる?」


川田「大丈夫です たてますあと、なんかさっきから頭痛くて、創価学会の前通った時からです」


小鳥「なるほど」


松本「まさか呪いでないよね?」


苅山「確か、そういった神の威力でないですが、呪いの藁人形のように憎しみ抱いて釘を指したりするとその憎まれている人が殺されたり、不幸になったりするのは聞いたことあります」


松本「えーなにそれ創価学会呪い?」


創価学会「おいそこにいるのは誰だ?」


小鳥「まずいばれた逃げよう」


松本「まじか」


苅山「わかりました」


川田「私立てません」


小鳥「わかった、すずちゃん抱える」


松本「え」


小鳥「早く進め」


松本「わかったよ」


創価学会「おい、待て」


苅山「足遅いですね」


松本「あれ出口だよ」


小鳥「よし突っ走れ」


川田「……」


小鳥は川田をお姫様抱っこして走った。そして一同は洞窟を抜けることができた。


松本「危なかったね、あいつら違う洞窟の道行ったみたい」


苅山「とりあえず良かったですね」


小鳥「まあな、ただすずちゃんが」


松本「え、気絶してるのかな?」


苅山「呪いでないですよね?」


小鳥「ありえるかもな」


松本「呪いってかかるものなのかな、それかすずちゃんもともと霊感強いってことなのかな?」


小鳥「霊感強い人はそうなのかな?わからんけども」


苅山「こういうときどうするかって知ってます?」


小鳥「こういうとき?」


松本はなにやらまさかと思い、あえて言わずに心のなかで考えてることをおもいついた。


その頃古矢たちは


古矢「あれ右左どっちやろ?」


佐々木「うーん分からんな」


土屋「右かも」


峯村「私も」


古矢「てかさ いつになったら着くわけ?」


佐々木「分からないよそんなの私たちに言われても」


古矢「はあ、洞窟抜けられないわ、しかも小鳥たちとも合流しないし」


峯村「たしかに、合流しそうにないですね」


土山「あれなんか光見えるよ?これってまさか」


古矢「え?」



苅山「水かけても起きない他にあるとしたらやっぱりあれしかないです」


小鳥「あれ?っていうのは」


松本「キス」


松本が小声で言いそのあと草野がそれに従った。


苅山「そうキスです、ディズニーでよくありますよね?王子さまの魔法のキス」


小鳥「え、まさかないない、なんでこんなの現実で起こるんだよ、気絶してるだけだし、すぐさめるんでない?」


松本「いつさめるの?」


小鳥「わからんけども」


苅山「今2350です、2400までにしないとやばいですよ」


小鳥「そんなばかな、すずちゃんとこうやって話したりするのはじめてだし俺なんて」



古矢「あれなんか誰かの声聞こえる」


峯村「聞き覚えのある声」


土山「小鳥さんたちだ」


佐々木「ああ」


峯村が話し声を少し耳にした。


峯村「なんか話してますよ?真実のキスとかどうとか」


佐々木「なんかあったのかな?」


土山「たぶん」




小鳥「信じられない」


松本「それが現実なんだよ」


苅山「小鳥さんしかいないです」


そして


古矢「わあーやっと地上にでた」


佐々木「来たね」


土山「わあー本当地上はいいや」


峯村「大変でしたね」


松本「わあー優子たち、みんなも」


佐々木「まっちゃん本当大変だったよね」


松本「だよね」


土山「あと、川田さんどうしたの?」


苅山「実はですね」


苅山が先ほどの話を話始めた。


古矢「なるほど」


他のメンバーもその状況をのみこんだ。


松本「小鳥しかいない、これでも もしかしたら目覚めないかもしれないよ」


小鳥「そうだけども、本当に信じられなくて今日会って話したばかりだし」


峯村「彼女にキスして」


小鳥「優愛ちゃん?」


佐々木「優愛?」


峯村「とりあえず私のことはいいから、彼女を助けるためにお願い」


苅山「やばいですよ、あと二分しかないです」


小鳥「分かったよ すずちゃん僕とかみんなをおいていかないでくれ」


小鳥は川田にキスをした。


時計は2400となった。


しばらく川田は目をつぶっている状態であったが、身体が徐々に動き始めた。


川田「小鳥さんが助けてくれたんですね、ありがとうございます」


小鳥と川田はキスをお互いにし始めた。





周りの一同はそれを見つめてるだけであった。


そして

全員は屋敷と洞窟をあとにした。


全員はそれぞれ解散したがまだどうやら残ってる問題があるのであった。


峯村「はあ、私はこれからどうすればいいのかな」


苅山「どうしたんですか?」


峯村「いや、あの人いっちゃったしさ」


苅山「そうだったんですね」


峯村「本当ショック、ずっと好きだったのに」


苅山「今日は愚痴たくさん聞きますよ これで涙ふいてください」


峯村「ありがとう 優しいんだね とりあえず帰ろうか」


苅山「はい 行きましょう」




古矢「なんかあんなこと現実で起こるんだね 不思議だわ」


土山「だね また好きってこと伝えられなかったな 小鳥さんに」


古矢「ああなんか言ってたね」


土山「私ったらまだ小鳥さんのこと好きなんだな、前にもこういうこと言ってた気がする」


古矢「確か、秘密の扉のときのような」


土山「ああ懐かしい、あれはハラハラしたよね」


古矢「うんうん、まあ想うことは好きなことはいいんでないか?

じゃあ今からのむぞ」


土山「え、明日仕事なのに」


古矢「少しだけだよ」


土山「分かったよ てか今もう明け方だし、今日無理だわ」


古矢「じゃあ今日の仕事終わりにしよう」


土山「はいよ」



佐々木「これで本当によかったのかな」


松本「とりあえずは良かったんでないかな」


佐々木「なんか本当に現実であんな風に起こるのは不思議だよね」


松本「そうだよね とりあえずすずちゃん無事で良かった」


佐々木「そうだね あっもう明け方だし帰らないと」


松本「帰ろう急いで」



小鳥「すずちゃん暑くない?」


川田「大丈夫だよ」


小鳥「良かった、僕はすずちゃんと一緒ですごい嬉しいよ

君がいればもうなにもいらない」


川田「なにそれ」


小鳥「これからもよろしく」


川田「こちらこそ」


二人は改めてお互いを見つめ唇を交わした。



ナレーター

ディズニーストアーストーリー

不思議の屋敷いかがだったでしょうか?

ホラー?みたいなイメージからのハッピーエンド意外と面白いかな。次はどんなストーリーになるでしょうか!

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