「生まれ変わったらガイコツだったのでロックのてっぺん目指してみた」 しびれびれ文庫

 ひゃー! リアルお仕事のお盆あけのバタバタとQ太郎の肺炎で死ぬほど忙しくしてたら配信やる日過ぎてました! とにかく忙しい!

 リアルお仕事、嫌いじゃないのがまたタチが悪い。Q太郎のほうはずっと鼻をピクピクさせてるので夜間もやってる動物病院に連れて行ったら、レントゲン撮って肺炎が判明して1発1000円の注射を二日連続でやることになって、それでもお腹ヘコヘコが気になって……という。獣医さんがいい人でよかった……。


 そんなこたぁどうだっていい。今月も架空ラノベ紹介していきます、今日はこれです!


「生まれ変わったらガイコツだったのでロックのてっぺん目指してみた」著・柄蓮 イラスト・木喰聖人 しびれびれ文庫


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 生まれ変わったらガイコツだったのでロックのてっぺん目指してみた あらすじ

 ロックバンドに憧れる少年、亮太郎は、ある日トラックに跳ねられる。異世界で目を覚ますと亮太郎はガイコツ、つまりスケルトンに転生していた! 現実世界ではできなかったロックバンドを組み、ロックのてっぺんを目指す!

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 いやあ、なんというか……とても眩しい青春文学でした。いやガイコツなんですけど、ファンタジーなんですけど……。

 亮太郎は現実世界ではお坊ちゃん育ちで、ロックバンドやエレキギターなんてとんでもない、と言われてこっそり聴くだけの生活をしているのですが、転生したらまさかのスケルトンで、もううるさく言ってくる親はいないのだし、と魔物のロックバンドを組みます。

 ギターとボーカルが亮太郎あらためリョウ、ベースがヴァンパイアのルドヴィヒ、ドラムスがキョンシーのニャンニャンというスリーピースバンドなのですが、この3人が時として激突し、時として熱い友情を見せつけ、まあ……スポーツドリンクのコマーシャルみたいに爽やかなんですよ。魔族なんですけど。


 現実世界でロックへの憧れからエレキギターの仕組みをよく調べていた、というのも効いていて、楽器職人のオークに依頼してエレキギターを作るくだりも胸熱です。リョウがどれだけロックに憧れていたのか、しみじみと納得できます。


 最後の魔界大劇場を借り上げて行う単独ライヴの盛り上がりたるや目を見張るばかりです。本当にてっぺんを目指すのか、と、看板に偽りなしっぷりに感動しました。


 続刊前提で書かれているようで、次の巻では人間界にもコンサートしに行くようなのですが、人間が彼らを受け入れるのか、ワクワクして待とうと思います。


 それではスクショタイムです!(ISBNとタイトル・著者名・レーベル名と表紙画像)


 次回は遅刻しないように気をつけます! きょむなら!

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