　おはきょむ！　お正月休みが明けてだいぶ経ちますがまだ若干ボケてます。餅と黒豆は正義。今年もバリバリ架空ラノベ紹介していきます！　今年一発目はこれです！

「未来少年ヨシハル２　虚構革命」著・国境光秀　イラスト・曾代芥　ヴァヴァヴァ文庫

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　未来少年ヨシハル２　虚構革命　あらすじ

　未来の生活にすっかり慣れたヨシハル。そんなヨシハルのもとに、歴史改変主義者が現れる。彼はヨシハルを、ヨシハルの生まれた時代で天下人にするという野望を持っていた。天下人という言葉に心がぐらつくヨシハルだが、それは正史論者である学園では認められないことだった。歴史改変主義者はヨシハルを拉致し、戦国時代につれていく。ヨシハル、どうする？！

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　はい、未来少年ヨシハルの２巻ですね。一巻以上にスケールアップした時代浪漫かつＳＦとなっております。ヨシハルくん推し、国境先生推しのきょむとしてはすっごく楽しみにしてました。基本的にこのチャンネルでは新作をメインに取り上げたいんですけど、これは推さざるを得ないので、新年一発目に持ってきた次第です。

　ヨシハルくんは基本的に戦国武将なので、天下人って言われちゃうと抵抗するのが難しいんですよね。戦国武将は蛮族みたいなもの、として書かれてるのがすごく納得できます。

　でも拉致されたヨシハルくんが、「儂はこの時代にかかわってはならぬのだ」と、歴史改変主義者から逃げだそうとするシーンは本当に泣けます。ヨシハルくんはもう、戦国時代ではなく未来の世界で学園の仲間と平和に暮らすことが安らぎだと思ってるんですよ。泣けます。

　そして今回もいろいろな要素が盛りだくさんでして、ヨシハルくんが連れていかれた戦国時代でたくさんの出来事が起こります。戦国時代のひとたちはヨシハルくんが連れていかれた時点に戻ってきたヨシハルくんを、もとからそこにいたと認識していて、ヨシハルくんに祝言を挙げさせたりするんですね。そのヨシハルくんの妻になった希姫の挿絵が、メチャメチャのメチャメチャにかっわいいんですよ……。

　ヨシハルくんも希姫をかなり好きになっちゃうんです。未来の世界の女友達であるドロシーちゃんは戦国時代の人間からしたらぜんぜん違う種類の人間なので。希姫、すっごく好感の持てる女の子で、ヨシハルくんから未来の話を聞かされてもほかの家臣と違って笑ったり嘘だって言ったりしないんですよね。そのヨシハルくんと希姫を引き裂く悲しい運命とかも見どころでしょうか。

　あと、「虚構革命」というサブタイトルをラストで回収して次巻に続けるのがすごいです。ってことは続刊決定ってことですよね、とにかく楽しみです。

　はあ、推しを推せる幸せよ……。

　それでは今年も恒例のスクショタイムです！（ＩＳＢＮと日本書籍コードと表紙画像）

　それではまた次回！　きょむならっ！