竹槍を強化してみよう!
次の日ミナトは昼過ぎまで寝ていた
「あ〜寝た寝た!
今日は軽く散策してギルドにでも行ってみっか!」
ミナトはゆっくり昼シャンをして宿を出る
「そこの坊主!昼飯はまだかい?」
「おう。これから食べるとこー」
「んじゃ坊主これ食わねえか?」
「んっ?ほー焼きそばか!」
「おうよ!うちの秘伝のタレで作った焼きそばだ!食うか?」
「食う!一つ下さいな♪」
「毎度あり!ちょっと待ってな!」
おっちゃんは手早く焼きそばを作り始める
「お待ち!400円な」
「あいよーんじゃこれで」
「丁度だな。また来いよ!」
「うい。おっちゃんまたね〜」
ミナトは焼きそばを片手に近くのベンチに座る
「いただきまーす!ハグハグ・・・んっ?これは!うまし!!
ソースじゃなく醤油を使うことによりソースよりあっさりしてる。そしてこの肉!そのまま使うのではなくちゃんと味付けをしてから一緒に炒めている!野菜も一度油通しをする事によりシャキシャキの歯ごたえが残って肉の柔らかさと野菜の歯ごたえが見事に調和している!
あの海・・親父・・・・・・・できるな!」
某しんぼ並の味の感想をしながらあっという間に食べ終わる
「はぁ〜美味かった!また今度買いに行こー!」
ミナトは近くのゴミ箱に容器を捨てて再び散策をする
「ほー素材屋ねぇ」
ミナトは素材屋の前に来ていた
「なにかあるかなにかあるかな〜♪」
中に入ると薬草や木材、鉄鉱石など色々売っていた
「いらっしゃいませ!」
「こんちわーす!ちょっと見せてもらいます!」
「どうぞどうぞ!」
「ありがとうございますー」
ミナトは店内を見渡す
「んっ?この金属はステンレス?」
「はい!ステンレス鋼ですね」
「へぇーそれじゃこれ買います」
「はい!おいくつお買いになりますか?」
「とりあえず一つで!足りなかったらまた買いに来ます」
「お一つですね。5000円になります」
「はい!5000円」
「丁度ですね。お買い上げありがとうございます!またお越しくださいませ!」
「は〜い」
ミナトは宿に戻りステンレス鋼と竹槍を取り出す
「俺の考えが当たっているなら竹槍の強化が出来るはず!」
ミナトの考えは当たっている
竹槍は合成可能な武器、むしろ合成しないとすぐに折れてしまう為、強くなるには合成しなければならない
「よし!じゃあやるぞ!!・・・錬金!」
ミナトの前のステンレス鋼が竹槍と混じっていく
「おお!これは成功か!?」
光が収まり竹槍を鑑定する
ステンレス竹槍【三分の一】
先っぽだけステンレスで覆われた竹槍
先っぽだけ少しだけ固くなっている
所有者:ミナト【竹の神呪】
「・・・明日また買いに行こう……」
ミナトは竹槍を抱きながらベットに潜った
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます