第6回戦 ラウンド3『異世界転生』
「さあ!次のラウンドは春嵐さんの『異世界転生』です」
「タイトルから分かるように、異世界転生をするお話のようですが、何かトラブルがあるようで……」
「それでは試合開始!」
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今回読ませていただいたのは、春嵐さんの『異世界転生』です。まず、冒頭に異世界転生の定義が書かれています。
「記憶あるいは特定の人物が、記憶あるいは生前の特徴を保持したまま、現代社会ではない世界へ召喚されること。以下略」
次の話の冒頭でいきなり主人公の腕がないことが分かります。記憶はありますが「生前の特徴が保持」されていない! とここで普通の異世界転生でないことが分かります。(僕は読む前に知っていましたが)
そこで、主人公はこういう状況を本で知っていたらしく、状況などからゲームの中に異世界転生したと理解して話が進みます。ですが、ゲームであるのに何もない、そして誰もいない。それを不審に思いながら、主人公は手掛かりを探します。
果たして、主人公はなぜ、こんな世界に飛ばされたのか? そして主人公の目的は何なのか? ぜひ、ご確認ください。
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「ここでラウンド3が終わった!」
「ここで、ジャッジにより試合結果が協議されています」
「おっと、結果が出るようです!」
「とうとう春嵐選手ダウンだ! 試合終了!」
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