シームレス指揮移譲アクション

春嵐

01 ヒューマンドローン&警視庁の担当者

「ヒューマンドローン。いるかっ。ヒューマンドローン」


『はい。なんですか?』


「事件だ」


『いやいや。なにも大きめの通報来てないでしょ。人工知能ちゃんもぜんぜん反応してないし』


「警察の予備費が盗まれたっ」


『べつにかまわないでしょ。どうせ裏金だし』


「国家予算ごとやられたっ」


『は?』


「このままだとこの国の向こう一年分の予算がなくなるっ」


『ばかじゃないの?』

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る