第34話。 斧
昔々ある村に腕の良い鍛冶やがいました。彼の作る斧は太い大木も一振りで切ることが出来ました。
その噂を聞いた王様は鍛冶やを呼びつけ斧を造らせ土産を持たせて帰しました。
それを悔しく思った家臣が斧をすり替え王様に嘘を付き鍛冶やは首を切られる事になりました。
鍛冶屋はせめて自分の造った斧を使って欲しいと頼み、王様はそれを許しました。
いざ処刑の日、嘘つきの家臣が斧を振り上げて鍛冶屋の首めがけて振り下ろすと斧はその家臣の両足を払いその下の地面を切り裂きました。
ずるい家臣は地面の下に落ちてしまい足を切られたので上がってくることはありませんでした。
オシマイ
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