第4話 - 銃に纏わる話 ( 2 )
雨の音、バサバサ降っている。
室温も下がり始めた。
ドラマの台詞がこそばゆくて、遠くを見つめた。
そこに誰か居るの?
さっきから私を見てるでしょう?
胸のロケットが赤く輝く。
もう、逃げないわ。
サイレンサーは要らないでしょう?
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