クザーヌスの密室

あとがき

①

まず、イラストを再度確認して

頂ければと思います。

サムターンのサイズと、つまみの隙間に。

おわかりでしょうか。

サムターンのデルタ(三角)はつまみ部分に

血がついておらず、つまみの真下にまで

血が伸びていることが判ります。

更につまみの接続部分が長く伸びている。

よって…このことから皮膚を挟める隙間が

あるのです。

②

密室の中にある本が

神学者によって書かれたモノなので、被害者は神学者か、信奉者とアタリをつけれる

③

神学者ニコラウス・クザーヌスの著作

【学識ある無知】

円と、直線と、三角形は

それらは同一であるという理論があり…

これら三つの幾何は三位一体≒神を証明する内容

④

サムターンの

ドアノブ輪郭の【円】とターン(つまみ部分)の【直線】

サムターンについた出血跡を血で更に上塗りし【三角形】を描く事により

サムターンが凶器であることの隠蔽と

ダイイングメッセージに見せかけた

自身が犯人であることのミスリードと

クザーヌス理論の

三つの幾何図形を用いての

不可能状況を構成≒神にしか成し得ない。

また、凶器の隠蔽は…【神は人の作った

凶器では死なない】から、どうしても

隠す必要性があった。

つまり…これらを換言すると

被害者自身が≒神である事を証明(クザーヌス理論を使っての)したかったのかも

しれない…

付録：＊イラスト参照

サ厶ターン　

　　　↑をクザーヌス図形の円で

囲むと別の図形と除籍された忌み名が浮かびあがります。

【厶】≒△

【ー】≒―

これと○は、神の図形なので

サ　タ　ン

これにより、反転も成しえます。

悪魔に憑かれた狂気自殺の物語でもあるのです。