このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(118文字)
テレビの向こうの管制室の中に、きっとこんな人が一人はいるんだろうな、と思うほどのリアルな描写が素敵です。なんだかいろいろと秘密のありそうな探査計画。ここから壮大なドラマが始まるのだと思うとわくわくしてきます。続き、楽しみです。
とある宇宙飛行センターに主任研究員として籍を置く女性リナ・セヴァリー。彼女のチームは宇宙探査機の発射に成功し歓喜に湧いていた。その興奮の中、リナは兄の事を思い出す。自分に宇宙を目指すきっかけをくれた兄はもうこの世の人ではなく…?