主な登場人物と能力紹介(ネタバレ注意)

【主な登場人物】


『ヴィット(主人公)』

 黒髪の青年で幼い頃から旅をしており、当てもなくスザク街にやって来た。

 二人の姉妹とカインとの出会いは、トラブルに巻き込まれて親たちのご好意でしばらくの間、家に住まわせてもらえることになった。


 当初は露骨に警戒して避けている姉妹のことを気遣って、厄介ごとも嫌いすぐに街を出て行こうとしたが、想定外なことが重なって彼は重傷を負ってしまう。


 だが、その事件以降、姉妹たちの態度も一変して良好なものへと変わった。

 数ヶ月の滞在予定であったが、面倒を見ると言い切られて拒否するタイミングを逃してしまった。

 さらに女神たちとの取引きもあって長い旅も終えて、スザクの街で身を置くことにしたのだった。


 ……などなど裏設定がありましたが、語る機会がなかったので載せることにしました。


心王の絆コンタクト

 この世の万物すべての心に干渉する異能。

 人間、動物、魔物、生物以外とも例外なく干渉が可能。


 “アナライズ”────生物や物を解析する。

 “トラッキング”────物あるいは目に見えない残滓から相手の位置を探り出す技。

 “カウンター・センス”────全身の五感・感覚器官を強化する技。

 “ライブラリー”────読み込んだ知識を頭の中に保存して、いつでも開示が出来る技。

 “コンタクト・ソウル”────魂そのものへ語りかけて繋げる技。

 “シンクロ”────意識を繋げる基礎的な技。


【煌気術】(気の一種)

 “震撃”────手のひらに集めた煌気を叩き込む技。

 “無殺”────自身の気配を殺して周囲の気配を探る技。

 “神威”────煌気を全身に巡らせて肉体を強化する技。

 “疾脚”────脚に煌気を集めて移動する走法技。

 “空呀”────対象に直接拳を添えて一気に穿つ技。


『煌気閃剣術』

 “廻天カイテン” ───回転するように敵の攻撃を弾く剣術。

 

『煌気術奥義』

 “滅烈メツレツ” ────煌気の力を手に集めて指を鳴らして解放する技。


オリジナル武器

『グレイプニル』

 加工不可と言われていた“クリアストーン”と呼ばれる石のような金属をヴィットが加工して出来た武器。

 普段は銀の鎖にして腰に付けているが、能力で形状を変化させて使っている。

 頑丈なだけでなく魔力を通さない素材であり、魔法使いと相性が非常に高い。



『アリサ(居候先の姉)』

 長くて薄いオレンジ髪の女性。

 バランスの取れたスタイルでして、さらにヴィットどころか多くの男性を目を奪うほどの豊満な胸部を持っている。


 最初は妹のことを庇うようにヴィットを警戒していたが、彼が重傷を負う事件以降、率先して彼の看病を引き受けて、傷も治り出て行こうとした彼を強引に引き止めたのだ。


 スケベな彼に毎回フライパンで制裁するが、親が不在で弟と妹が留守の時はよく二人っきりでお酒を飲むくらい仲はいい。先に眠ってしまうことが多いが、実は悪戯された経験は一回もなく、無意識に彼の前で無防備になり精神的に疲弊させてたり……


 元は冒険者ギルドの受付嬢をしていたが、ある日発生した大きな事件を解決した彼に対するギルドマスターの強引な詮索に激怒して辞めている。

 以降は親から店の方を引き継いでおり、あとヴィットの平店員扱いは彼を店に縛らない彼女なりの意思表示である。


 女神コロが司る紅蓮の朱雀の力を実は持っているが、まだ未覚醒の状態である。



『リアナ(居候先の妹)』

 ツーサイドアップの青白い髪をした清楚な女性。

 姉のアリサと同じバランスの取れたスタイルで、ヴィットがもちもちと感動するほど豊満な胸部持ち。


 昔から姉に比べても人見知りで無表情なことが多いが、親しい相手の場合は別でヴィットには照れながらも懐いている。兄のことも好いているが、ヴィットのことも想いを寄せている。


 面倒を嫌い色々と秘密にしているヴィットの手伝いたくて、兄に無理を言ってパーティーに入れてもらっている。戦闘向けな性格ではないが。


 女神ルナが司るの青龍の力を実は持っているが、まだ未覚醒の状態である。



『カイン(居候先の弟)』

 金髪のイケメン男子。

 ランクAAの冒険者。

 ……以上。



 だって、イケメンの情報なんて要ります?

 主人公の情報が多々でしたが、こんな感じです。

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