梅雨入り宣言🌧🌂
もうすぐ紫陽花が咲くでしょう
あなたとお別れした梅雨が
巡ってきます
お気に入りの傘を
貸したままでした
返すから会おうといった
あなたの言葉
遮るように
私はもういらない
あなたにあげるから
捨てたいなら
捨ててと告げました
もうすぐ紫陽花が咲くでしょう
あなたとサヨナラした梅雨は
初恋思い出刻んだ
雨のち晴れの虹の空
6月半ば
久しぶりの晴れ
あの日あの場所
私は
あなたと別れました
もうすぐ紫陽花が咲くでしょう
あなたから傘が届きました
やり直したいんだと一言書いた
手紙が添えてありました
想いはどちら?
まだ好きなの?
もう過去なのかもしれないわ
手紙握りしめ途方に暮れる
まもなく梅雨入り宣言日
泣いて忘れたはずなのに
あなたの笑顔は浮かびます
もうすぐ紫陽花が咲くでしょう
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。