ぬくぬくもりもり
「こたつに合うものゲームぅ」
「唐突」
心地良い暖かさに微睡んでいた時だ。反対側に潜り込んでいる茜が、眠たげな声でそう言った。
「みかんー」
「猫ー」
「紅白ー」
「茜ー」
「なんで私が合うのぉ」
くすくす笑いながら言葉を投げ合う。こんなにも優しい時間なのは、ここで君と過ごすからだ。
【お題:こたつ】
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