【付録】 *近況ノートの記録 3*
第5章の分です。
☆2021.7.4
【「第五章 -1- 停戦の代償」をあげました。】
掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第40話をあげました。
今回は「第五章 -1- 停戦の代償」。
戦争回避に向けて、動いていた会津藩ですが新政府側から、示された停戦の条件を巡るお話です。
判断や組織行く末に文字通りの「首」がかかっていた時代。
史実でも、全面恭順で戦にならないかもしれない道はあったので、それに向きあって書いてみました。
「責任」とは〜 とかウンウン考えてながら書いたのですが、予想以上に重いテーマに苦しみました。
重い空気を少しでも和らげようと、出した「石部桜」は実在のものです。
葦名氏の重臣、石部治部大輔の庭にあったと伝えられている。大きな桜。
大河ドラマ「八重の 桜」のオープニングにも出てきたアレです。
私は小さい頃からよく見にいって、学校の写生会でも行くほど身近な木だったので登場させました。おっきくて本当に綺麗なのです✨
次回は、東軍の動き、西軍の動きみたいな話の予定です。
☆2021.7.19
【「第五章 -2- 新しい世のために ~画策~」をあげました。】
掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第41話をあげました。
「新しい世のために ~画策~」というお話です。
久しぶりに登場の、西側の2人東里さん&土岐さんのやり取り。
一方の、東側の2人秀里さん&拓馬さんのやり取りがメインです。
双方想い、思惑みたいなものを表したい一話になっています。
ほぼほぼファンタジーですが、仙台藩が動いてくれていたよって所は、実際の資料を元にしています。
個人的には芦名時代に思いを馳せると、敵国というイメージの強い伊達氏ですが、幕末を想うと申し訳ない気持ちにもなりました💧
「新しい世のために」は、全3回の予定で、次回はユイちゃんが、ある人に会いに行く話になります。
以前は、忠道様との二人旅でしたが、今度は颯介と一緒に出掛けます。毎回しんどい目的を背負っての旅でごめんね💦
☆2021.8.3
【「第五章 -3- 新しい世のために ~牡丹の雫~」をあげました】
掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第42話をあげました。
「新しい世のために ~牡丹の雫~」というお話です。
ユイちゃんと颯介そして梅子先生が、もののふの視点から何とか故郷を救おうと奮闘する回。なのですが、やってることは何とも地味💦
今回の見どころは、涼し気な月山(毎日35℃超……暑いよぅ。)と、ギャップ萌えしているユイちゃんですかね(笑)
実は、探し人がどこにいるかは「山」位しか決めていなかったのですが、いざ書いてみたら颯介が「月山」って言いだしたのでびっくりしました。
え、ちょっと待って県内の山にしようよ、こんなに山があるのになぜ隣県⁉
しかも4月はまだ雪深いし~と、冷や汗がでたのですが、調べてみると出羽3山は東北を代表する聖地。それぞれの山が意味を持ち「死と再生」の巡礼ができる場ということなので、結果的には近所の山より適していたかも……颯介グッジョブ! という気持ちになりました。
次回は、忠道様視点のお話の予定です。牡丹の雫は効くかな~?
☆2021.8.16
【「第五章 -4- 新しい世のために ~はじまり~」をあげました】
掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第43話をあげました。
「新しい世のために ~はじまり~」というお話です。
忠道様が襲われる話です。
個人的には、登場シーンはごく少ない佐竹さんを書いていて楽しかったです(* ॑꒳ ॑* )
伏線を回収しにいっています💦
ユイちゃんのお母さんを襲ったのは「梟」、幼い忠道様を、お堀の上のユイちゃんを、忠道様の妻を、子を襲っていたのも「梟」に繋がる者。
じゃあそれを依頼していたのは…… のアンサーでした。
お家争いで優位に立とうと、かつて呪術師集団「利木の梟」の手を借りた男は、利用したつもりが利用されていて、気づいた時には魔に魅入られ抜け出すことは不可能に…… と言う背景があるのですが、本文だけだと「コイツなんなん?」で終わりそう(・・;)
本音と建前と愛がごちゃ混ぜになり、1人の男が絡めとられていく様を想定したのですが、そこは全然落とし込めていない💦 機会があれば書きたいです。
今回は、忠道様がずっと喋っていて、しかも一応家臣と話している感じなので…… 殿様っぽい口調が適切なのだろうけれど決まらず💧
もう無理しないでおこう……と軽い感じのままです(泣)
次回は、「五芒星を掲げて〜」的なお話にしたいです!
☆2021.8.27
【「第五章 小話 まもりまもられ」をあげました】
掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第44話をあげました。
「小話 まもりまもられ」というお話です。
幽霊の話? お盆の時期だったり、地元の博物館のあやかし展に行ったりしたら書きたくなって…… 予定と全く違う話になってしまいました^^;
昼間慌ただしく過ごすユイちゃんと颯介が、ひと息つく、まったりとした時間の一幕でもあります。
ほんのり甘口風味をお楽しみ頂ければ。
次回こそ、五芒星の旗を〜と思っているのですが、ある長州藩士のお話を書きたい気もしていて…… 小話になってしまうかも💦
☆2021.8.29
【「第五章 小話 鬼のなり損ね」をあげました】
掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第45話をあげました。
「小話 鬼のなり損ね」というお話です。
小話…… やっぱり書きたくなって書いちゃいました💧
ある長州藩士の独白が主の物語です。
地元の資料館で買った図録に、この話のモデルにした方に対する記載があり、その書きぶりがあまりにも感情的(悪口にすら見える💦)だったのに驚いたのが、書いたきっかけです。
一応、学芸員の方が書いているはずなのに……。
申し訳ない事に、私はいうほど、幕末を舞台にした創作ものをみてはいないのです。
しかし私の見た数少ない幕末ものの中でも、今回モデルにした方、悪役にされることが物凄く多い気がします。
そこがなんとなく釈然としなくて、この方の行動で得をしたのは誰だろう? この人を悪役にして得をするのは誰だろう? と無い頭で考えた結果、やっぱ新政府じゃん⁉︎ となったので、思い切ってファンタジーしてみました^^;
そしたら、中間管理職ってツラいよ。みたいな話に^^;;
次回こそ、本当に五芒星の旗を掲げるはずです!
☆2021.9.18
【「第五章 -5- 五芒星を掲げて 〜曇り空に唄えば〜」をあげました】
掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第46話をあげました。
ついに五芒星の旗が✨
奥羽越列藩同盟が結ばれ、新政府側への対抗策を講じるお話です。
私が若干遊んでしまったので、ユイちゃんの歌と接待とセクハラの話にもなっています💧
実際の奥羽越列藩同盟は、平和の為に結ばれたものの、次第に新政府軍に対抗する諸藩の軍事同盟へと変貌し、寝返りもあり瓦解していってしまいましたが、本作はファンタジーなので^^; より和平路線を追求するつもりで書いています。
あんまり戦わないので、ひたすら地味な話が続きます〜。
私の物語は、薩長閥の背後には、イギリス商人が、大英帝国の影が見え隠れしている設定で動いているので、同盟側もそれに対抗する術を探っているような話を書きたくてこうなりました。
そして、同盟がどこの国と接触するか悩みましたが、やっぱりプロイセンかなぁと。
ユイちゃんが歌う歌。
勇生くんが等身大男子高校生だった事を踏まえ、「レット・イット・ビー」に。
いや、私が高校時代にクラス対抗合唱祭で歌ったのがこの曲だったという安直な選定理由です(苦笑) プロイセン相手なので「第九」の線も考えましたが、ユイちゃんに似合わなかったもので💦
次回は「五芒星を掲げて」の後編。白河口の戦いでいく予定です。
ファンタジー全開の展開が続きます!
☆2021.10.27
【「第五章 -6- 五芒星を掲げて 〜白貂を抱く颯介〜」をあげました】
掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第47話をあげました。
9月後半から、武蔵野文学賞に寄り道をし、別サイトのミニコンテストで「戊辰前夜」をテーマにした短編を書いたりしていたら、間の空いてしまった「もののふ〜」を漸く更新できました。
(ちなみに、戊辰前夜の話は、ユイちゃんパパの元ネタさんの、ファンタジー無し、恋愛無し! というらしく無い硬い物語でした💦)
今回は、お母さんみたいに心配する七重ちゃん(笑)と、ふわふわな動物と戯れる颯介が読みどころでしょうか?
久々に妖を出そうと、ご当地妖怪を探していた時に見つけたのが「オンボノヤス」でした。
バトルで対決しようと思っていたのに、全然違う感じになってしまったです💧
実は、姿が見えなくて尻尾が長い以外、ビジュアルは不明という面白い妖怪!
勝手に妄想したらどんどん、可愛い系に……。
☆2021.11.15
【「第五章 小話 禁呪」をあげました】
掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第48話をあげました。
「小話 禁呪」というお話です。
舞台は京都。
双葉さん視点のお話です。
呪術師で、討幕に力を貸す貴族、六条さん家にもののふの大先輩、賀茂の烏の双葉さんが訪れます。
東北の上空に現れた術は、すごく凶悪なものなんだよ! というのを説明したくて作ったお話なのですが(筆者がシリアスに耐えきれなかったせいか……) 六条さんの絵心(?)が暴露された回でもありました。
双葉さんと雨田さんでは、若干のツッコミ不足💦 矢彦さん、現場にいて欲しかったなぁ(笑)
ちなみに、六条さんの絵心…… 江戸時代の人がが自分の知らないものを、描き残した時、結構ファニーな生き物になっているものが幾つあって、そのイメージで書きました。
江戸時代の可愛いサメの絵、見たことありますか? あんなちょっとクスってなる感じです。
双葉さんvs六条さんという事で、ちょっとだけ陰陽師同士の戦いっぽいものも書いてみました。
次回は、「決戦」になります。
禁呪を退けられるのか、六条さんの行方は⁉︎
物語はだいぶ終盤に差し掛かりました。
予定では最終話まで、あと7話。メインストーリー4話の小話3話って具合です。
下書きの下書きは、書き終わっているので、これからちょっとずつ整えていきます(*'▽'*)
☆2021.12.30
【「第五章 -7- 希え」をあげました】
掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第49話をあげました。
コテコテの和風ファンタジーネタでお届けするラスボスとの対決回になります。
この回は大分初期に下書きしていたので、少年少女漫画感がかなり色濃いかもしれないです💦
四獣ネタは、会津で何か書く場合は絶対やろうと思っていたものでした。
玄武隊、朱雀隊、青龍隊、白虎隊は、史実では幕末の会津藩の軍制改革によって誕生した年齢ごとに編成された隊の名称です。
毎年秋に催される時代祭のような、イベントで小さい頃から見ていて、隊の名前がファンタジックでカッコ良いと常々思っていました。
四獣は、様々なファンタジーもので見かけるので、ベタではありますが、幕末会津のファンタジーで使わなかったら、一体どこで使うんだ‼︎ という謎の使命感があり、迷わず使っています^^;
ラスボス的な呪術の名前……どんなのにしようか散々考えたのですが、構想時に家族が観ていた「妖怪ウォッチ」が頭から離れず…… 、ホント色々考えたのですが……この比較的新しい妖怪(?)こそ相応しいという思いに至り、こうなりました。
何というか、人が創り出したモノ感が強い妖というのが採用ポイントだったりしました。
いつも以上に勢い任せ、漫画チックな展開になってしまいました。お付き合い頂いた方々本当にありがとうございます(*'▽'*)
☆2020.1.10
【第五章 小話 21世紀の夢」をあげました】
掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第50話をあげました。
前話で満身創痍になったユイちゃんが、見る夢のお話になります。
ちょっぴりコワイ夢かも(;°-°;)))
そして、ラストにはサプライズありです。
白河の戦いのユイちゃんと七重ちゃんの会話で、この展開を予感した方がいたら、よく見てらっしゃる〜✨って感じです。
ちなみに、七重ちゃんはあの時点でその可能性を疑っていたりして(^^;;
今回のラストの展開は、男の子が女の子になる話にすると決めた時から、やろうと思っていたものでした。
作者としては、ようやくここまで辿り着いた〜って感じです。
ラスト5話!
みんなの行く末を見守って頂ければ幸いです。
☆2022.3.27
【「第五章 -8- 君は僕らの救世主」をあげました】
掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第51話をあげました。
イケメンコンテストの誘惑により、大分滞りましたが、戻ってまいりました!
前話、「小話 21世紀の夢」の最後の場面の続きから始まってます。
ユイちゃん、一世一代の大仕事の回!
そして、颯介の成長をみて頂きたい回です。
そして、まさかあの人がっ……そんなっ。って事が多い回かも💦
だいぶ初期からの伏線を漸く回収しているので、説明が多くなってしまった気がしますが、何とかまとめられたかなぁ。
ちなみに、大仕事の場面で七重ちゃんの立ち合いについて悩みましたが、結局別室に控えてもらうことにしました^^;
七重ちゃん、出番減らしちゃってごめん。
☆2022.4.15
【「第五章 小話 友と 〜忠道〜」をあげました】
掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第52話をあげました。
二人のユイに恋をした、忠道様の独白メインの回です。
対照的な2人のヒーローが夜の庭で静かに言葉を交わすこのシーンは、かなり初期に書きました。
当初は忠道様の心情を説明するくだりがもっと入っていました。
けれどここまで書き進むと、忠道という人物について、私も当初より知ることが出来たので、こんなにくどくど書かなくてもいいかな〜 という気がしてきて、ズバッと文章を削りました。
忠道様の感じた「温かい寂しさ」の意味が伝わっているといいなぁ。
ここから何話かは「〇〇と」という感じの人名タイトルが続きます。
それぞれの人物のワンシーンを感じて頂けたら嬉しいです。
次話は、ユイちゃんのそばにずっといた、あの人物がついに登場します!
☆2022.7.1
【「第五章 9 ユイと」をあげました】
掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第53話をあげました。
颯介達に送り出されたユイちゃん(?)は、そこで「ある人物」と出会います。
としか説明出来ない〜💦
何を書いてもネタバレになりそうです(笑)
さて、前話からかなり間が空いてしまいました。
コンテスト要項を読むと何かがボワンと浮かんできて、書くのが遅いにも関わらずチャレンジしたくなる身勝手なクセがついてしまったのと、この「ある人物」の描き方が難しくて、しっくりこなくてしばし寝かせていたというのが非常に遅くなった理由です^^;
コンテスト関係も落ち着いたので、立葵の花が咲いているうちにエンディングにいきたいと思っています!
エピローグ的な話をあと2〜3話ほど用意していますので、もうほんの少しばかりお付き合い頂ければ幸いです。
※以下、盛大なネタバレを含む解説です。
しかも無駄に長い💧
必ず本編をお読み頂いた後にご覧下さい‼︎
もしくは、先にあとがきを読む主義なんだって方だけどうぞ〜。
さて、今話「ユイと」も、初期に下書きを終えたお話でした。
私の中では元祖ユイちゃんも大切にしたくて、こんな設定にしていました。
ただ、冒険を終えて元祖ユイちゃんと向き合った時、彼女が何を語るか結構悩んでしまいました。
下書きではもっと凛としたというか、キリッとしたクールな女の子にしていたのですが、改めて書くと、柔らかさもある女の子に変わりました。
この物語のタグ「執着」は、登場人物それぞれ結構持っている要素なのですが、実は元祖ユイちゃんもしっかりめの執着さんなつもりで書いてきました^^;
物語中で上手く書けなくて伝わったか不安なのですが、勇生のユイちゃんが忠道様に関する記憶を一切持っていなかったのは彼女が原因です。
「これだけは私だけのもの。私だけの想い」
彼女が最後まで手放せなかったのが、忠道様への恋情であり愛情そして約束という設定でした。
なので、今話は元祖ユイちゃんの、悲哀と強さと恋心と感謝の回になります。
それと颯介の愛を色々感じる回‼︎
☆2022.9.17
【「小話 花見 〜友と師と〜」をあげました。】
掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第54話をあげました。
颯介、梅子先生、七重ちゃん、そして赤ちゃんの4人が花見をするお話です。
最後に七重ちゃん視点の話を書きたくて、静かなお花見シーンを書きました。
幕末の武士達は漢詩で想いを書き残したりしているので、憧れを忍ばせました。
そして『白妙の下衣〜』の和歌はこの物語のもうひとつの原点(笑)
自分には心得無いので、作るのは止めました(T ^ T)。心得のある方は、キャラにあった詩歌を想像して下さるとありがたいです。
次回、最終話です。
丁度連載2年目になる9月23日に予約投稿してあります。
コイツ、エタるんじゃあ…… と思われた方がいましたらご心配をお掛けしました。
「もののふ〜」は完結出来ると思っていたのですが、今書きたいと降ってきたお話は、その時書かないと二度と出会えなそうなので優先させたり、お祭りに参加したい誘惑に駆られたりで、牛歩致しました。
ちゃんと完結します(笑)お楽しみに💕
☆2022.9.23
【初めての物語、完結しました。】
初めて書いた物語「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」が完結しました。
付き合ってくださった方々、感謝しかありません✨
ファンタジックな恋物語を書いてみたかった。
悲劇だけじゃない会津の物語を書いてみたかった。
納得のいく男⇒女ものを自分の手で書いてみたかった。
出会い、冒険、成長の要素がある物語を書きたかった。
「今を生きる」物語を書きたかった。
やりたい事は山ほど。
経験も実力もゼロ。
でも、はじめなきゃこのまま人生が終わってしまいそうだったので。
もう勢いだけ。勢いだけで20万字超……。
やり遂げました。
途中、自分の人生の時間の使い方がこれで良いのか? 真剣に考えました。
調べるのも書くのも遅いので、他の事に力を注いだ方が、自分の周りの人、大切な人にとって有益なんじゃないかって。
自己満足に過ぎない話を書いて何が残るのだろうって。
けれど、自分の中に埋もれている物語を掘り起こす作業は楽しく。
キャラクターは皆愛おしく。
書きたいという心は無くなりませんでした。
「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」は、書く楽しさ、時に苦しさを、そして幾つもの出会いをくれた私の初めての物語。
ありがとう。
書けて良かった。
※明治元年9月22日 鶴ヶ城は開城し、会津戦争が終結しました。
そして、9月23日には今でも戊辰の役で亡くなった会津藩士や戦火に巻き込まれた方々の慰霊と鎮魂の行事などが行われています。
「もののふ〜」は令和2年9月23日に始まり、今日令和4年9月23日に終わりました。
先人たちには本当に申し訳ない位ファンタジーなお話でしたが、鎮魂の想いも込めていたので、感慨深いです。
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